線量計(DoseRae2 PRM-1200)を買ってみた

タグ: 放射線

そろそろ、福島など必要なところには行き渡るようになったのか、 線量計の価格もだんだん落ち着いてきたので、 戯れにAmazonでRAE Systems社のDoseRae2 PRM-1200を買ってみました。 GM管ではなくシンチレーション検出器で、検出対象はγ線とX線。

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テスト用のラジウムボールもついてきました。

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ちゃんと校正証明書がついて来ました。Cs137で校正しているようです。

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箱を開けると日本語マニュアルが入ってました。

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専用ソフト。だが、入っているのは今時8cm CD…。 Macbook Air用SuperDriveのようなスロットインドライブには入らないよ (まあもともとOSX対応じゃないんだけど、 Parallelsで使うにしてもどうしよう…)

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そして本体。

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ログも取れるし、USBシリアルでデータをPCに渡せるみたいなんだけど、 その単位が0.1μSV/h単位とな…。 表示自体は0.01μSV/h単位なんだが、なんでそんな使えない仕様に。 しかも専用ソフトはWindows専用。

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とりあえず電源を入れてみた。大体0.07〜0.08μSV/h程度で落ち着いた。

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ラジウムボールを当ててみると、のんびりと数値が上がっていったけど、 それほどでもないね。壊れてるのかな…と思ったけど、 他のGM管(β線遮蔽なし)で測ってもそれほど強くはないラジウムボールみたい。

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まあ、どうやって使うかね(一応これでも物理学科出身らしいw)。 はるか昔に秋月のGM管キットは持ってたけど、それ以来だな。

追記: 現在、こちらの線量計のデータを、 http://FromTo.Cc/rad/で、 リアルタイム可視化公開しています。