自宅の空間線量測定 [横浜市鶴見区]

細川 達己 (Tatsumi Hosokawa) @xckb Tweet

ふと先日購入したRae Systems社の線量計DoseRae2 PM-1200のログを、自宅のサーバに接続してリアルタイムに可視化してみました。5秒ごとに取得したデータの5分平均を元にした1日間のグラフと、2時間平均を元にした12日間のグラフ、1日平均を元にした144日間(約5ヶ月)のグラフを用意しました。データはリアルタイムにアップデートされます。

また、このデータは、定時的に@xckbradでTwitterにポストされます。

[注] 転居してしばらくサーバを再セットアップできておらず、5ヶ月程ブランクが開いてしまいました。いずれにせよ別の場所での測定となったため、再度仕切りなおしです。(2013/07/27)

昨今の放射線事情から、大して面白いデータが表示されるとは思えませんが、まあそれはそれでよいことということで…。

このシステムの構築法に関しては、当サイトでまとめました(第1回:PRM-1200シリアルポートの利用, 第2回:グラフ用ライブラリの検討, 第3回:JSONによるデータ転送, 第4回:グラフによる可視化)。twitterへの投稿に関してはよく考えたら一般的なことしかやってない(OAuth取ってデータ更新ついでにポストする)ので、書くモチベーションが無くて書いてません…。

線量計
Rae Systems社 DoseRae2 PM-1200 (ファームウェアは0.01μSv/h単位のエクスポートが可能になった1.12)
置き場所は自宅の窓際(1階)、高さは地面から1.5mほど。
自宅サーバ
OS: FreeBSD 8.2-RELEASE, CPU: Atom 330, メモリ: 2GB, 使用言語: Perl, データベース: PostgreSQL
DoseRae2 PM-1200を、DoseRae本体内蔵のUSBシリアル経由で接続
公開用サーバ(さくらVPS)
OS: FreeBSD 8.2-RELEASE, 使用言語: JavaScript, グラフ描画ライブラリ: Highcharts js, Ajaxライブラリ: jQuery
データは自宅サーバからJSON形式で、scp経由で転送される

(正直PostgreSQLなんていらなかったんだけど、まあ、後で機能拡張するかも知れないし、単純に一番慣れているデータの格納場所だし、ということで使ってしまいましたが、本質的には多分DBMで十分です)

(DoseRae2以外に安価でリアルタイムに外部データ出力可能なガイガーカウンターやシンチレーション検出器ありますかね?)