さて、購入したばかりの Canon PowerShot S30 の三田でのテストです。 まずは田町駅前でズームの効果を見てみます。
光学ズーム広角側。
光学ズーム望遠側 (3 倍)。
デジタルズーム望遠側 10 倍。画像ファイル自体のピクセル数は変わりません。
かなり光学系は優秀ですね。 広角にするとわずかに球面収差が出る傾向があるようだが、 それほど目立つものではありません。 動画もほどほどの画質。 30 秒で 7.46Mbytes。 できれば 1 分は撮れるとありがたいんですが…。
慶應の三田キャンパス内で定点撮影に移行。 今までの記録をまとめておくと、こんな感じ。
だんだん近寄っていく。 自動露出はどんな感じに反応するだろう? と思ったが、これがなかなか的確に露出を判断してくれている。 暗い場所でもノイズはそれほどでもないですね。 というか、ほとんどノイズは目立ちません。素晴らしい。
今度は室内のランプを撮影。光源をそのまま撮っても、 なかなかいい感じで仕上げてくれます。
ステンドグラスと照明を同時に撮る。これもよい。
ちなみに、AUTO でフルオートモードに設定すると、 自動的にフラッシュを焚いたが、 さほど雰囲気を壊さない程度の発光です。
フラッシュ無しだとこんな感じ。
ステンドグラスは鮮やかな発色で写っています。 それぞれワイド端、3 倍光学ズーム、10 倍デジタルズーム。
オリジナル(0.9MB) オリジナル(0.9MB) オリジナル(0.6MB)
中央に屋外の光源を置いて露出をテスト。これもズームで寄ってみると、 なかなか適切に露光を設定してくれている。
もう一枚屋外光源を混ぜたテスト。
やはりこの構図 (中央が極端に暗い) はピントが合いづらい。 AF 用照射光が必要でしょう…このカメラにはついているのかな? (後でマニュアルを読もう)
これも屋外との対比ですが、露出調整が素晴らしい。
屋外に出てみました。
このカメラの特徴は、このサイズにしてプログラム AE の他にも、 絞り優先 AE とシャッタースピード優先 AE の双方をサポートしていることです。 ということで、絞り優先 AE で撮ってみました。 左から、F8、F5.6、F4、F2.8 です。
絞りを絞ると周辺部の画質が上がるという情報もあったので、 右端の部分を拡大してみました。 しかし、若干揺れているので場所が異なりますが、 思ったより変わらないなぁ、というのが感想です。
f8 | f5.6 | f4 | f2.8 |
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しかし、このズームはなかなか凄いですね。
つづく。