さて、Casio XV-3 の初テストです。 最初に断っておきますが、 これはほとんど手にいれた初日状態のテストですので、 今一つ、というよりは、 まったく使いこなしきれていない部分があります。 すでにこれを書いている 9 月 11 日の時点で、 回避法がわかっている失敗作も含まれていますので、 また後日載せる同じ場所の写真を参照してください。 この写真は、「買ってすぐ」どれだけ使いこなせるか、 あるいは、 あまり写真の知識のない人がどの程度使えるかというサンプルのようなものとして考えてください。
ファーストインプレッションとしては、 ピント、絞り、シャッター速度などの自動調節機能が、 全体的に鈍くて遅いと感じました。 何も考えずにシャッターを押すと、 物凄い失敗作が撮れてしまう場合もあります。 買ったそのままの状態では、 素人さんはちょっと使いこなすのが難しいのではないでしょうか?
そのかわり、露出補正、手動ピント等の機能は使いやすくなっており、 また、機能の設定画面を詳細設定画面にすると、 かなり多くの機能をカスタマイズ、あるいは手動調整できるということがわかります。 また、リアルタイムヒストグラム表示機能などのユニークな機能もついており、 全体的に手動調整を楽しみたいマニア向け、 あるいはデジカメの熟練者向けといった感触があります (悪く言えば、簡単に使えないし、 パチパチ撮りまくると失敗する可能性が高いとも言えます)。
また、撮影時の詳細なデータを、 HTML にして書き出してくれる便利な機能もあるので、 今度はこのデータを活用できるようにしてみようかとも思います。 データ形式は DCF 準拠で、 撮影日別にフォルダを分けるようになっています。
屋外、自動。
極端な明るさの差。 分割測光のためか、きちんとフラッシュが自動で焚かれ、 室内もそれなりに照らされた。 これはよい。
五六八蕎麦で室内フラッシュなしテスト。 悪くはないがシャッタースピードが 1/8 秒のため、 かなりブレを抑えるのが困難。
再び屋外。
動画。動画は DSC-SX150 の方がずっと品質が良かった。
中央が極端に暗い場合は、 距離測定に失敗する場合がある (後日、だいぶ回避法がわかってきたので、後日掲載)。
中央少し上で焦点を固定してやっと成功。
室内。 ハイライト部分の写り込みが気になる。 これはかなり回避が困難。
ステンドグラス。 なかなか思い通りに写らないため、 いろいろ設定を変えて試行錯誤。 後日、やっと使い方がわかってきたため、 だいぶマシになった。 同じ場所の写真を後日掲載予定。
ブレ。
ピントが甘い。WB おかしい。
わりとよい。
露出を変えて撮ってみる。 多少アンダー気味にした 2 枚目は悪くない。
ピントがかなり甘い。
接近。
中央のみ極端に明るい状態もあまりよろしくはないようだ。
これは悪くない。
さらに屋外でテスト。
再び屋内へ。 フラッシュを焚かない場合と焚いた場合。
これも同様。
どうもこのカメラ、デフォルト設定がよろしくない感じがする。 後日、もう少し使いこなした後により深く考察しようと思うので、 また後程。 一言付け加えるなら、こんな難しいカメラ、 素人は多分使えないぞ! うーん。