bモバイル3GをMacbook用に購入

ここんところ、ウィルコムのPHSを解約してから、 気軽に外出先で接続出来るネットの接続手段を持っていませんでした。 さすがにドコモの携帯でPCのパケット通信する気にはならんからなー、ということで。

まあ、月額4,000円ちょいで繋ぎ放題だったウィルコムはそれなりに良かったんだけどねぇ、 でもちょっと品質の割には高かったと。端末もW-ZERO3[es]を使っていたので、 結構なお値段だったし。

そんなこんなで、 モバイルWiMAXやらauの定額サービスやドコモの定額サービスやイーモバイルを見て、 いいんだけど高かったり使える通信が限られたり、エリアが限られたりでちょっとなー、 と思っていたところではありました。

そんな時に知ったのは、日本通信のb-mobile 3Gサービス。 回線はドコモのFOMAを使い、 先払いで端末込みの39,800円、 480日以内に150時間使える、 更新も可能…というサービス。 通信エリアはドコモのFOMAへのリンクになっている!

おお! 別に日常的には使わないけど、とにかく広いエリアで日本中どこでも繋ぎたい、 でもパケ死は嫌だし、大して使いもしないのに毎月1万円とか取られるのも嫌、 という私にはかなりお勧めのサービスかも?

で、 Amazon.co.jpで35,510円、当然送料無料と、 結構素敵なお値段で売られていたのでポチクリしてしまいました (35,510円で150時間という事は、1時間236円。 更新ライセンスは28,620円で130時間なので、1時間220円。 結構リーズナブルな価格だと思います)。 てなことで、届いたー!

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箱の横には080で始まる電話番号が書かれていました。 これが初期登録に必要です。 登録はまずは携帯電話・PHSから186-0120で始まる電話番号、 つまりは番号通知のフリーダイヤルに電話をかけ、 その上でこのb-mobile 3Gの端末の電話番号を入力する事で、 15分後には使えるようになるとのことです。

まあ、ということで携帯番号をもってユーザの本人確認、ということにしているようだけれども、 携帯がなくても一応別の手段で登録はできるらしい。 でもどうやって本人確認するのかしら?

本体の大きさは、思ったより大きい。 USBの3G端末自体は中国製。 ビニールで包んである裏にシールで、CD-ROMを先に入れろと書いてある。

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スタートアップガイドは片面がWindows用、片面がMac用。 以前、売り出したばかりの頃はMacはサポートしておらず、 裏技を使って接続したらしいけれども、 現在は添付のソフトがMac用もサポートしているためとても簡単っぽい。

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Macの場合は、注意書きとは逆に、まずはCD-ROMより先にUSB端末自体を本体に繋げ、と書いてある。 まあ、結果論から言うとどちらを先に繋いで・入れてもOK。

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これで、CD-ROMは入れていないけれども、画面上に仮想CD-ROMの「ZTEMODEM」が出てくる。 どうやら端末自体に記録されているらしい。

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この中のソフト(多分ドライバ)はちゃんとpkg形式になっていて、 インストーラから普通にインストール。 ただし再起動が必要なのでインストールが終了したら再起動です。

ZTEMODEMのインストール

で、再起動後に添付のCD-ROMを入れ、書かれた通りにindex.htmlをクリックすると、 インストールのガイドがSafari上に表示される。 この上でdmgファイルをクリックして出てくるpkgファイルをさらにクリックすると、 接続用のソフトウェアがインストールされます。

CD-ROMの内容

この「bアクセス」こんな感じのソフトです。 電波状態がメニューバーに表示されます。 プルダウンメニューに、利用出来る残り時間なども表示されています。

CD-ROMの内容

で、あっけなく簡単にネットに繋がったのですが、 先日のお台場ガンダムのページを読んでみたところ…。 なんとこんなエラーが出てGoogle Mapが読めない…orz。 最初は接続速度が足りないのかと思ったけれども、 いつも携帯からiアプリでGoogle Mapを快適に使えているしなぁ…。 いろいろ考えてみたところ、原因が判明。

CD-ROMの内容

B-mobileのサービスには「Webアクセラレーター」という機能があって、 これがどうやらtransparent proxyのように噛むのかどうか知らないけど、 画像ファイルの品質などを落としたりして帯域を節約しているのです。

で、どうやらこれが悪さをしているっぽいのです。ということで、 これを「bアクセス」の設定画面からチェックを消せば、 問題なく快適にGoogle Mapが読めるようになりました。めでたい。 全体的にも別にそんなに重くなったような気もしないし、 わけわからんProxyを使うくらいなら、このまま外した状態で常用しようかな。

CD-ROMの内容

ついでに、「接続が完了したらブラウザを開く」などの、 懐かしのダイヤルアップ時代みたいな設定も外しました。

で、先日のお台場ガンダムのページに戻って、 Flash動画を再生してみましょう。

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んー、やっぱりFlash動画だとちと辛いなぁ。 Youtubeも、個々の画質によるけれども、やっぱりかなり辛い感じ。

この動画を再生
Quicktimeによる高画質表示(9.5MB)

まあ、決して速いとは言えないが、ウィルコムの64kに比べたら相当にマシなのは事実。 これがほぼ全国で使えるのは素晴らしい。 使ってみます。