この日はタテタカコと野狐禅の対バンライブでした。タテタカコはライブアルバム・DVDの「羊▼狼」のレコ発ツアーも兼ねたライブです。

クラブクアトロのライブで椅子が出ているライブは初めての気がしますが、私は後ろの方の一段高くなったところの椅子でのんびりとライブを聴くことにしました。

まずは野狐禅。野狐禅のライブは初めて聴いたのですが、アコギ/ボーカルとピアノ/コーラス(ピアノはエレピでした)の男性二人組でパワフルな音楽を聴かせてくれます。知っている曲がほとんどなかったのですが、とても楽しめました(MCも面白かった)。いやー、素晴らしかった。あのボーカルとピアノの絡みがなんとも好きです。

今度いろいろCDを漁ってみようかなぁ…と思いました。

タテタカコはグランドピアノで登場。あの緊迫したライブの始まる前の空気と準備運動を経て、鍵盤に手が下ろされた瞬間から始まるあの空気感。凄いね。最初の曲は知らない曲だったんだけど、ぐいぐい引き込まれました。

アルバム「イキモノタチ」からの曲を中心に、1時間少々のライブでしたが、ピアノとボーカルだけという本当にシンプルな構成から紡ぎだされる濃厚な時間でした。

クラブクアトロでこれだけシンプルな構成で濃密なアコースティックライブを聴いたのは初めてかも。どちらのアーティストも強烈な個性を持った素晴らしいライブでした。感激。

帰りに桂花で太肉麺を食べました。