那覇空港に到着。ポケモンジャンボ、目立つなぁ。
この空港は軍民共用なのですが、自衛隊のところにたくさんF-15Jがいました。 どうやらニュースによると、今朝米軍のF-22との共同訓練をした直後らしい。 今まで那覇空港ではF-4系列しか見たことなかったのですが、 最近は本当にF-15Jがこちらに移動してきているのですね。
さて、早速国際通りの宿に移動してチェックイン。Pacific-18を出しました。
今回のチャリでの旅の目的は、以前書いたとおり、ちょっと不思議な存在、「沖縄の神社」。 なかでも、古くから琉球王朝が特別な地位を与えていた「琉球八社」を巡ることを考えています。
さすがに金武は今回の短い日程では少々難しいので、他の七社をなんとか回ってみたいと思います。 まずは、この国際通りから一番近いと思われる「安里八幡宮」に向かいましょう。 琉球八社で唯一、八幡神を祀っています(他はすべて熊野神を祀っています)。
「安里八幡宮」の住所は沖縄県那覇市安里3丁目19-14。このあたりかな?と坂を登ったり下ったり、裏道をうろちょろしつつ…。
やっと発見しました。やっぱりGPSって素敵。
隣に保育園を併設して、敷地を共有しているようですが…実は保育園はキリスト教系らしい?
あまり全体的には変わった神社ではありません。 あえて言えば社殿右側にほんのちょっと御嶽風の木々があることでしょうけれども…。
碑文です。
安里八幡宮・琉球八社の一つで、 1466年(尚徳6)の創建・<上り口説>に<行けば八幡崇元寺>と歌われ、 真和志村(現那覇市)安里の丘陵地に所在、 琉球八社のうち七社が熊野権現を祭神とするが、 本社のみ八幡社として本宮に応神天皇、相殿左に玉依姫、右に神功皇后を祀る 「琉球神道記」「琉球國由来記」「球陽」に八幡神の勅請由来(縁起)を記す。 それによれば、1466年尚徳王の喜界島征討のさい、 一矢で鳥を射落とせば平定、はずれたら失敗と八幡神に誓約(うけい)して、 鳥を射落とした地に霊社を建立して八幡神を奉祀、 八幡宮と名づけて弓矢・甲冑、浮鐘を神宝として秘蔵したという。
社殿は本殿のみで、三間社(三間二面)入り母屋造り、 本瓦葺き、桁行き5.9m、奥間3m、向棒の深さ2.4mで、面積19.8m2(6坪)。
境内には神徳寺が併置されていた。1908年(明41)境内に沖宮が遷座されている。 宮社は、いずれも沖縄戦で焼失し、その後再建されている。(沖縄大百科事典・ 沖縄タイムス社)
戦後は地域住人の手によって仮宮が造営され、 旧九月九日を祭日と定め年々年々賑やかに祭事がいとまれてきたが、 特に儀間盛善氏や新垣正達氏等が中心となり広く地域に呼びかけて浄財を募りようやく、 平成5年12月11日安里八幡宮が復元された。
さて、次は天久宮に行ってみましょう。