(CD, 2005-10-12)
(CD, 2005-04-13)
(CD, 2005-01-19)
(DVD, 2004-12-08)
(CD, 2004-10-13)
(CD, 2004-09-08)
(CD, 2004-05-26)
矢野絢子 2007/02 東京2days
代官山の「晴れたら空に豆まいて」という妙な名前のライブハウスで矢野絢子がライブをするらしい、ということで調べてみるとこのライブハウス、URLがhttp://www.mameromantic.com/だっ(笑)。ということはhttp://www.moonromantic.com/、ことAOYAMA月見ル君想フの系列ですね…、と思ったらやっぱりそうらしい。
ということで、2月17日1ステージ、18日に2ステージの合計3ステージ、まずは初日のステージ「完全ひとり」です。
代官山の駅から徒歩1分くらい。地下2階にその会場はありました。会場はそれほど広くないのですが、そこにかなりの人数がすし詰め。椅子があるライブにもかかわらずあれほど酸欠に近い感じというのは、なんか旧歌小屋の2階、夏の第1部っぽい。
最前列中央左側に座ったのですが、正直、ちと風邪気味の体にはこの環境はしんどく、記憶がはっきりしていないのは勘弁。 …と言うことで本日のセットリスト。久々の東京での「完全ひとり」、ピアノ一本のライブです。メジャー最後の「窓の日」の時のライブ以来かな?
1曲目は「かくれんぼ」 から始まりました。そしてモナカ時代の曲「証」。改めて考えると、「証」をライブで聴いたのは記憶に残っている限り初めてです。いいなぁ。
MCによると、代官山のまだ行ったことないライブハウス、しかも月見ル系ということで、メジャー初期の頃に毎月代官山のSleeper's Cafeでライブをしていたこともあり楽しみ!と思っていたら…住所を見ると…同じじゃん!あそこかよ。という事情だったらしい(私は矢野絢子のライブを始めて聴いたのはその後の品川教会グローリアチャペルが最初なので、代官山の頃は知らない)。
でも店内に入ると、がらっと内装が変わっていて、ステージも「高知城みたい」に改装されていて、客席に枡席みたいなのはあるわ蛇の目はあるわ、楽屋に専用トイレはあるわで素晴らしい、とのこと。どの辺が高知城なのかというと、「床」だそうな。納得(笑)。
「恋」はヨド物置のCMソングになったらしい。「物置を買いたくなったらヨド物置ですよ」とのこと。いい曲だと思うが、どのようにこれがヨド物置のCMになるのか想像もつかない。「てろてろ」が使われているアストラゼネカの「がんになっても」ビデオよりもさらに想像がつかない。楽しみ (ちなみにタイミング悪く、ヨドコウの不祥事により、わずか4日間放送されただけで現在は中断されている。CM自体はヨドコウTV CMページで見ることができる。いいCMだと思うんだが…残念だ)。
このあたりで、酸欠気味と言うこともあり、空気を変えるために一旦休憩。正直しんどかった私としては結構助かった。
そして第2部、最初の曲は「抱きしめろ」。本当にこの人は歌も声も直球一本勝負だ。出し惜しみという言葉もない。MCで、人の二本の手は抱きしめ、愛を表現するためにあるのです、と師匠が言っていました、とのこと。泣かせる。
次は「約束」。私はこの曲をライブで聴くのは「プチ☆カフェBar」でのマイクなしシークレットライブ以来だ。この曲を聴くと本当に不思議なのだが、歌詞はあくまで死を歌っているのに、曲全体からは生命感が充ち満ちているように感じられる。
「けして元には戻らない さかさまにゆがんだ世界で 軋む体を削りながら 僕らは抱き合って語り合って 許しあって生きる」
のフレーズではいつも泣けてくる。
そして本編ラストは「サマリアの涙」。初めて聴いたのはたしか「窓の日」の時のライブだったか。素晴らしい曲だと思う。
アンコールはいきなり「氷の世界」から「闇の現」。今日は比較的ゆっくり目の曲が多かったので、こういうアグレッシブな曲がまたいい。そして本当のラストは「夕闇」でしっとり。
久々のピアノ一本ライブ、ちと環境は辛かったけど満足でした。まだ2ステージあるぞ。
帰りに、矢野さんがもらったということで、ピアノの上に置いていたポプリ、同じものをライブハウスの上のインテリア店で入場前に発見していたので、おみやげにうちに買って帰りました。
全然関係ないけど、このお店に、以前パリのギャラリー・ラファイエット・メゾンで発見して気に入って買って、頑張ってかついできた Jars Ceramistesの食器が置いてあってびっくり。フランス製なんだけど、なんとも和の香りが漂う面白い食器です。なかなか日本で発見できなかったのに…。またちょっと買い足そうかな。
さすが代官山。さて、まだ続きます。