(CD, 2002-09-19)
おそらく個人的な三上の心境変化により、 あまりに 1st と雰囲気が変わって仕上がった 2nd アルバム。 それゆえにファンにも議論を呼んだ。 個人的にはこれもありだが、一般的にはどうだか知らない。 まあとにかく『小さなひかり。』は傑作。
ということで、今日はもうすぐ取り壊しらしい赤坂 BLITZ で、 fra-foa ツアー 『013』 東京公演です。 何とすごいことに、これでこの 1 ヶ月 3 度目の fra-foa ライブということになりますね (札幌インストアライブ、 渋谷タワレコインストアライブ)。 なんかこれ見ていると追っかけみたいだが (ミュージックステーションで平井堅のサザン追っかけ時代告白を見てナーバスになっているわけではありません (^^;。しかしあれは笑った)、 札幌は偶然北海道にいたから行けただけなのです、はい (←いいわけ)。
ってなことで、かれこれ数えてみると 7 回目の fra-foa のライブです。 今回は発売されたばかりの 2nd アルバム『13 leaves』をひっさげてのツアーとなります。 最近疲れているので前の方に突撃する気合いもないため、 BLITZ の後方一段高くなったところの一番前のところに、 バーに寄りかかって陣取りました。
バンド形式の大きな箱でのライブは、前回 6 月の ON AIR WEST 以来なのですが、 音楽云々を言う前に、正直言って今日は音量が大きすぎたです。 そのため音がかなり何かの共鳴で歪んでいた気が。 あれほどすごい轟音状態にさらされたのは、 NUMBER GIRL (うう、解散は悲しい…) を最前列で聴いて以来です。 別に音が大きいのはいいのですが、 ちょっと今回は大きすぎたのではないかと思う次第です…。 それとも、立っていた場所の問題だったのかな?
てなわけでセットリスト。
今回も『edge of life』『blind star』と、 盛り上がる曲からどんどん攻めていきましたので、 よかったです。 でも今回は何と言っても『afterglow』かな。 電気ピアノを出してきて珍しく三上ちさ子弾き語り。 ちょい間違えていたけど、 東京百歌毎回参加の私としては、姉御の手前、弾き語りの間違いには優しい (^^;。 ピアノ一本から始まり、轟音で終わるこの曲、 今回のライブでは最高によかったと思います。
アンコールは定番になった感のある『小さなひかり。』でした。 とはいっても、 最後まできっちり歌い切るところが見られてとてもよかったです (札幌では最後の部分が切れてしまったし、 去年の AX では別バージョンの歌詞になっていた)。
以前から『宙の淵』と『13 leaves』の間の路線変更云々の話がありましたが、 最近『宙の淵』から歌われなくなった曲って決まっている一方、 結構何度も歌われている『プラスチックルームと雨の庭』 『澄み渡る空、その向こうに僕が見たもの。』はもはやライブの定番っぽい。 想像するに、これらが今の三上ちさ子にキャッチアップしている曲なのでしょう (もうデビューシングルの『月と砂漠』は歌えないとどこかで言っていた気もするし)。
『プラスチックルームと雨の庭』も『澄み渡る空、その向こうに僕が見たもの。』も、 『宙の淵』でとても好きだった曲なので、 今の fra-foa にもあんまり違和感がないのは、 個人的にはそのあたりに理由があるのかな。 『青白い月』も、前回の BLITZ でやった、 英語版の『cradle moon』 (マキシ『消えない夜に』にオマケ収録。素晴らしい出来!)が最後なんだろうな…。
ところで、今回のライブ、 Viewsicで中継されていたんじゃん! 知らなかった。 ということで、録画してなかったよ〜。しくしく。 大後悔。