今日はタワレコ渋谷地下のイベントスペースで fra-foa のインストアライブ。 『13 leaves』関連のイベントとしては、唯一のバンド形式ライブです (たとえば札幌でのインストアライブなど、他の会場でのライブはアコースティック形式でした)。
この会場はほとんどライブハウスなのですが、 若干風邪気味の私は後ろの方でのんびりと見ることにしました。 セットは以下の通り (最初に『消えない夜に』のPVが流れたのですが、 iPod があれほど目立っている PV は見たことないですね。 最近 CCCD などで音楽業界には絶望しつつある iPod ユーザとしては、 とてもうれしい → 参考リンク)。
一発目に『blind star』を持ってきましたか…。 いきなり会場が盛り上がります。素晴らしい。 『light of sorrow』でたーぼーのギターまたしてもトラブル。 無視して続けるちさ子。パコッと突っ込むたーぼー。怒るちさ子 「叩かれたので最初からやります」。 ウケた (^^;。しかしまたかよ。何度目や。
…というわけで、最後までかなり盛り上がり、 とてもいいインストアライブでした。 今度のツアー楽しみです…が、東京以外はガラガラなんだろうなぁ〜。 地方で行ける方、行ってあげてくださいませ。 よろしゅう。
ついでに 13 leaves のレビューを入れてしまおう。
fra-foa 『13 leaves』 (2002/09/19)
ということで、fra-foa の 2nd アルバムですが、 全く 1st アルバムの『宙の淵』とは全く異なる雰囲気のアルバムであり、 一部のファンでは戸惑いもあるようです。 もとはといえば、fra-foaが変わり始めたのは、 このアルバムにも収録されている名曲『小さなひかり。』が転機だったように思われます。 様々なことを乗り越えて前向きに生きる力が、音楽に生気を加えたと同時に、 歌詞の世界も変わってきました。
私の個人的な意見としては、 1st はよいけどこれは受け入れられない、という人はそれでいいと思います。 こうやって人が変わっていく姿も、美しいものなのです。 とはいっても、以前それと同じような感想を持っていたら、 いきなり目の前から消えてしまった Cocco という人もいました。 Cocco の場合も 1st の『ブーゲンビリア』至上主義な人は結構いましたからね。 それはそれでいいのでしょう。
Cocco の作品は 4 枚のアルバムで 1 つのストーリーと考えるべきじゃないか、 と思うのと同様に、fra-foa も『宙の淵』と『13 leaves』は 1 つのストーリーと考えてよいのではないかと思います。ということでお気に入り。 シングル収録曲の他にも『blind star』、『lily』など、 今までのライブで盛り上がった曲も多数収録されており、 うれしい限りです。
そういえば Cocco と言えばこのアルバム、 Cocco の育ての親といっても過言ではないだろう根岸孝旨さん (Dr. Strange Love) をプロデューサに迎えているんですよね。 いや、相変わらずいい仕事をしているなぁ〜。と。
帰りに、渋谷のマクドナルドにて、 アメリカのマクドナルドにはあるメニュー 「チーズクオーターパウンダー」が店舗限定で売られているのを発見。 若い人は知らないと思うけど、 かつて「クオーターパウンダー」は日本にもあったんですよ (確か 20 年ほど前にはあった)。
おお、でかい。
アメリカで食ったときより味がましな気がする…。 ちなみに、アメリカにはさらに物凄い、 ダブルチーズクオーターパウンダーもあります。