ちょっと那覇から南の方に足をのばしてみることに。 まずは糸満方面のバスに乗るために那覇バスターミナルへ。 少し天気が回復してきました。
を、さらに青空が。
バスターミナルの職員の方に教えてもらったのですが、 糸満方面に行くには、バスターミナルではなく、 バスターミナルから道を挟んだ向かいにあるバス停に乗らないと、 遠回りになるようです。ありがとうございます。 ということで、糸満までバスで 40 分ほど。 そこからタクシーで 10 分ほどで、 平和祈念公園に着きました。
本土決戦を遅らせるための、 いわば国体護持の捨て石として日本軍は沖縄を利用しましたが、 首里付近での攻防戦で日本の敗色が確定すると、 日本軍は南部に後退。 この場所は一般市民を巻き込んだ消耗戦の舞台となりました。 そして、最終的に 10 万人以上の一般市民が地上戦の犠牲になった、 というのが私の知っている歴史の知識です。 直前に「映像の世紀」の DVDで、 沖縄戦の映像も見てきたばかりです。
その激戦地跡に、この平和祈念公園はあります。 沖縄戦で犠牲になった人々の名前が、 居住地区毎に刻印されている碑が、 延々と連なっています。
向こうにみえるのが資料館です。最近改築されたようですね。
奥に進むと、そこにはどこまでも美しい太平洋が青い空の下に広がります。
実際はここは絶壁の上です。 この岸壁でもおそらく、多くの市民の命が失われたことでしょう。
資料館は残念ながら休日でした。 うーん、そういえば月曜日ってこういう施設がよく休む日ですよね。
これは魚雷ですね。
近くには、韓国・朝鮮人の慰霊碑もあります。
こちらのモニュメントの中には、 観音像が納められています。 とか言っている間に曇ってきてしまいました。 ここにいる間だけ晴れていたようなのですが、 本当に晴れていて良かったです。
一時間に一本のバスが来そうなので、バスに乗って糸満市に戻ることにします。
そういえば、この近くには、大きな風力発電の風車があり、 力強くまわっています。
バスはひめゆりの塔の前も通るのですが、 ちょっと時間が遅いので街に戻ることにします。 また今度来たときに行くことにしましょう。 Cocco の「クムイウタ」を聴きながらバスに揺られているうちに、 糸満市につきました (沖縄の風景で Cocco を聴くのはまた格別です)。 糸満市は漁港中心の街です。
ちょっと観光している時間はないので、 そのままバスを乗り継いで、那覇に帰ります。
つづく。
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