Lion復元パーティションのTime Machineからの復元とFileVault2に関連するバグ?(2)

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こちらの続き。

…てなわけで、Lionを再インストールする場合、 復元パーティションから起動して、 Time Machineからの復旧を選択すると、 復元パーティションが消去されてFileVault2が使えなくなるという件です。

あ、そうそう、前回書き忘れたけど、 Lion復元ディスクアシスタントってのはこの場合は何の約にも立ちません。 これは、USBの外付ドライブやメモリをLion復元ディスク「専用」にするためのものなので、万が一起動ディスクを外付してこのユーティリティを起動すると、 完全に中身がワイプされますからね。気をつけましょう。

で、復元パーティションから起動して、 通常のLionインストーラを選択、Lionをインストールして適当な管理者ユーザを作成 (以前のディスクで存在しなかったユーザ名)。 そして再起動してそのユーザから「移行アシスタント」を実行し、 Time Machineからのリストアを選択してみました。

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今度は、Apple_Bootタイプのパーティション「Recovery HD」がちゃんと残ってますね (前回は消えてしまってた)。 あ、前回と今回で表示が違うのは、 前回はgdisk(別途インストールが必要)、今回はdiskutil list(OSX標準)での表示だからです。 ごめんなさい。

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ということで、今回こそはFileVaultが有効化できました。

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めでたしめでたし…でいいのかな? しかしちょっと酷いバグだよねこれ。