首里城・正殿付近

ということで、御庭(うなー)から見た首里城正殿。 「テンペスト」見てからだとあらためて色々面白いなぁ。

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書院。数年前に復元されて公開開始になったんですよね。 首里城南殿と、それに連なる書院・鎖の間は、 この中国風の首里城の中にあって、和風の建築です。 「テンペスト」でもロケ地に使われていましたね。

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南殿から正殿への廊下から。 振り返ると表の世界、御庭が。

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ここからは、かつて御内原(おうちばら)だったエリアが見えます。 首里城の「大奥」ですね。 本来ならここに黄金御殿(くがにうどぅん)や世添御殿(よそえうどぅん)などの建物があった場所です。 御内原の建物では唯一、二階御殿(にかいうどぅん)が復元されていますが、 まだ公開はされていません。 おそらく、御内原の他の建物同様、日本風の建築でしょうね。

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その奥にも、石垣は復元されているものの、建物は復元されていない地域が広がっています。いつか御内原も復元されるのでしょうか。

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正殿一階。

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二階に上がる。「おせんみこちゃ」の王の拝所。 中国語の解説を見て「おせんみこちゃ」が「御先神子齊」という漢字であることを初めて認識。なるほど。

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そして二階の玉座。

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玉座の後ろの「永祚瀛壖」「中山世土」「輯瑞球陽」。

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17世紀の国王印(レプリカ)。 漢字と併せて満州文字が書かれている、実に女真族なデザイン。

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18世紀の印は、漢字のみになっていますね。

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「テンペスト」にも出てくるけど、なぜか12列の冠(レプリカ)。 …なども展示されています。

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現在、有料エリアの出口兼売店となっている北殿には、 「テンペスト」のパネル展示などがされていました。 が、内容的にはいろいろなところで配布されている「テンペスト」のパンフレットの内容そのものなので、あまり面白みはありませんでした。 ロケ地マップ。

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続く。