HDR写真が気になる

今朝も多摩川に軽くチャリで走りに出てみました。

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ところで、最近HDR(High Dynamic Range)写真というテクニックが気になっています。 要するに、デジカメはフィルムと比べ、著しくラチチュードが狭いという欠点があります。

そこで、複数の露出を変えて撮った写真から、 強引に画像処理で適正露出の部分を合成し、一種絵画的な、 著しくラチチュードの広い写真を作り出すのが、HDR写真です。

パラメータをいろいろいじる事で、 独特の非現実的な空気感のある写真を作ることも出来ますし、 世間でHDRがもてはやされているのはどちらかといえばこっちでしょうが、 私は純然たるラチチュードの拡張という点に興味があります。

たとえば、こんな感じで、同じアングルのそれぞれEV-2, -1, ±0, +1, +2の写真を5枚用意します。

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これらを、Photoshop CS3の「HDRに統合」昨日で合成し、 不自然な画像にならないようにパラメータをいじりつつ、 画像モードを32ビット/チャンネルから通常の8ビット/チャンネルに圧縮してみたのがこの写真です。 画面全体に露出が合っているような、不思議な写真が出来上がっています。

HDR写真テスト

ちょうど、上の5枚の写真の「いいとこどり」している感じですね(笑)。

という事で家に戻ったら、走行距離は22.5kmでした。

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