フジPRO400HがAmazon.co.jpに!
夜は余っていたカレーを使ってチーズ焼きカレーを作りました。 半熟に焼き上がった卵がいい感じ…。
さらにこんなデザートを食べてしまいました(笑)。
さて、実は先日、以前から気になっていた富士フィルム製の日本未発売フィルム、 フジPRO400HがAmazon.co.jpで売っていることを発見してしまい、 試しに買ってしまいました。 ちなみに、120ブローニー1本バラ、 120ブローニー5本パックの中判カメラ用のみが売られていて、 35mmの通常のフィルムは売られていません。製品ラインナップとしてはあるはずなのですが。 やはりHOLGA効果で売られるようになったのかな?
実は楽天にも1カ所だけ売っているところがあったんだけど、Amazonだと1500円で送料無料だからね。3本買えば送料無料だし、何かに1本同梱してもらってもいいので買いやすい。
このフィルムの特徴は超低彩度の軟調ネガフィルムで、これをHOLGAに入れて撮った写真などで、 その独特の青みのかかった発色を見て、一度これを自分でも使ってみたい、と思っていたのです。
…ってなわけで、何はともあれ、試しに撮ってみました。 カメラはHOLGAではなく、 先日購入したチェコスロバキアの60年前のカメラ、 FlexaretⅡにしました。 撮れた写真全ては、 フォトギャラリーに置いてみました。
結果は…私が思ったまさに400H、という感じの写真はこんな感じです。 なかなかいいと思いませんか?
白梅の色も、青みがかかって面白い感じに撮れています。いいですね。 FlexaretⅡのMirar 80mm/F4.5は結構焦点深度の浅いレンズですので、 ちょっとこういう被写体は難しい感じ(特にあまり絞れない場所では)。
ほんの少し、露出オーバー気味でもいい味が出るんでしょうかね?
でもアンダー気味でもわりといい感じですね。
この青みがかかった発色、日本的には受けないと思われたので日本では売っていないんでしょうかね?
結構、いいと思うんですが…。
でも、必ずしもこういう青み系の色が出るとは限らないようで、 こんな感じになってしまった例もあり…。
でもまあ、スキャンする時の自動色補正の問題かもしれませんね。 今度は切ってスキャンしてみますか…。
いずれにせよ、期待した効果が得られて嬉しいです。 私がよく使っているリバーサルフィルムとは真逆の性質のフィルムですね。
しかし考えてみれば、普通の35mmフィルムとして販売していたら、 普通の人が普通の用途に使って、 「何だこの色は!」と怒って苦情を入れてくるかもしれない発色ですね(笑)。 その意味で、覚悟した人だけが買うブローニーを売っているのは正しいかも。 欧米人はこういう色、好きなんでしょうか? 眼が青いからOK?
フジはfortia SPやらこの400Hやら、とても極端なフィルムも出してくれていて面白い。 大変だと思いますが、銀塩写真最後のプレーヤー達の一人として、頑張って欲しいです、 富士フィルム。