嘉手納基地と屋良ムルチ
さて、嘉手納道の駅から基地をパノラマ。今日は日本は祭日だけれどもアメリカは祭日じゃないね。ということで、基地は平常営業中。
HOLGAでも撮ってみました。フィルムはプロビア100Fのクロスプロセス。
目の前をガンガン戦闘機が離発着訓練中です。
ちょっと西の方の雲行きが本当に怪しいなぁ…。
ここでもHOLGA。
嘉手納飛行場と弾薬貯蔵地域の間をコザに延びる道をチャリで走りながら、ふとこんな看板を発見。「屋良ムルチ」…って何?
解説によると、茂呂奇(ムルチ)という古い沼に大蛇が住んでいて、暴風や災いを引き起こしていたため、村は童女を生け贄に差し出して鎮めていたが、ある年、親孝行の娘が選ばれ、周りの人のために生け贄になる決心をしたが、その時に天神様が現れ大蛇を退治してくれた。王は喜び娘を王子の妃に迎え、幸せに暮らしましたとさ…という話らしい。
なんか恐ろしげないわくだが、要するにここで台風などの自然災害を鎮めるため、童女が定期的に生け贄に差し出されていたってのは事実なのかもね。いつか、その習慣を断ち切るためになんらかのストーリーが考えだされ、広まっていったと…。
階段を下ります。
不思議な沼がありました。土地は基地の中だと思いますが、ここには信仰上の理由か、入れるようになっているようです。
祭壇のような場所。手を合わせます。
HOLGAで撮った写真は不思議な空気感が出ています。
ムルチって発音、「おろち」に似ているね。なんか関係あるのかな。
ここで、陽が差してきました。
蚊にがっつり刺されました…。
沖縄の道路の風物詩、アイスクリン。ところでアイスクリンって沖縄と高知以外で一般的に食べられている場所ってあるんですかね?
ここはさらに滑走路に近く、間近を戦闘機が離陸していきました。
さて、もうすぐ沖縄市に入ります。