喜屋武岬の空気
先ほども書いたけれども、沖縄で私の好きな場所って結構怪談の場所っぽいところが多いところが不思議。でも何か、何度でも行きたくなる不思議な場所。そんな場所の一つが沖縄本島最南端の喜屋武岬です。
今までこの岬を写真にとってもどうも雰囲気が出ないなぁ、と思っていたのですが、今回はF3を持っていったので、ちょっと面白い写真も撮ってみました。 ND400フィルタ+PLフィルタをかぶせ、F5.6で20秒間露出(フィルムはプロビア100F)。超スローシャッターです。
曇の喜屋武岬がこんなに空気感を出して写ってくれるとは思わなかった…。
この場所が怪談の場所になってしまったのは、沖縄戦の最後の激戦地であった悲劇の歴史の影響だと思われますが、私にとってはここは祈りの場所でもあります。数歩先には数十メートルの断崖絶壁があり、生と死を分ける場所でもありますが、やはり美しい。三脚を立てて写真を撮る事さえ恐ろしい場所だけれども…。
ここで雨が降ってきました。なんか、ここに来ると雨が降ってくるというのは去年秋に来た時に続いて2度目かも。ちなみに普通に写真を撮るとこんな感じです。デジカメの平板な写真よりはいいんだけど。
さて、チャリなので雨には弱いのですが、頑張って走って那覇方面に戻ります。
帰りに糸満の神山食堂でお食事…。沖縄そばを食べました。
ちなみにその場の光でがんばって銀塩でも撮ってみました (正直、ISO100ではこの暗さは手持ちでは辛い…けどなかなか独特の味がある写真が撮れた?)。
ということで、後半は雨に降られてしまいましたが、 本日の走行距離、50.1kmでした。