赤外線フィルム
昨年末頃に銀塩カメラを復活させた時に、せっかくだから銀塩で赤外線の風景写真も撮りたいなぁ、 と思っていたのですが、すでにずいぶん以前に赤外線フィルムを出していたコニカはカメラから撤退。 もう一つ「ハイスピード・インフラレッド(HIE)」というフィルムを出していたコダックも、 このフィルムを昨年夏に生産中止にしてしまっていました。
もう二度と手に入らないのか、と思っていたら、 いきなりヨドバシカメラで在庫限りと書かれたハイスピード・インフラレッドを発見! デッドストックが出てきたのか、あるいは小規模の再生産を行ったのか、 いずれにせよ嬉しい事なので確保してきました。
ちなみになんと、36枚撮りでお値段は2190円(!)。
このフィルム、なんとカメラへの装填から現像処理まで、完全暗黒下で行う必要があります。 つまり、光のある場所ではカメラに入れられません。
ということで、ついにダークバッグを買ってきてしまいました。 ますます深みにはまっていく…(笑)。
ちなみに、2008年9月が消費期限です。 でも足の速いフィルムだと聴いているので、やっぱり再生産なのかなぁ。 もしそうならこれからもちびちび再生産してほしい…。 HIEは、ハレーション防止の層がないため、 ハイライト部分が拡散する癖を持っていて、 それがさらに幻想的な効果をもたらすフィルムだそうです。 そういうアナログな世界って最近影が薄いですからねー。
ちなみに、赤外線フィルムはローライのブランドでも出ていますが、 赤外感度は圧倒的にHIEの方が高いらしい。 ちなみにこちらも同じくらいの剛毅なお値段がします。
さて、今度試し撮りしましょう。
試し撮りしてみました。(2008/05/11 追記)