2007/06/06 吉祥寺『ピッピ隊長「唄とアコーディオン」@吉祥寺ダーチャ』

ピッピ隊音楽部『キコエナイ唄』

(CD, 2005-03-10)

おもちゃの楽器を使う沖縄バンド、ピッピ隊。現在残念ながら活動休止中ですが、隊長がソロ活動中。ぜひライブで聴いてほしい。「シール」→「地球の平和」→「宝クジ」の「おじさん三部作」も収録。なんといっても「宇宙」！これは本気で名曲。

ピッピ隊音楽部『ニュース』

(CD, 2003-11-05)

ピッピ隊音楽部のファーストアルバム。何とも言えない独特の雰囲気を持ったグループです。「私の彼氏」「スゴイ！君」などが私の特にお気に入り。

ピッピ隊長のライブに行ってきました。場所は吉祥寺のダーチャという喫茶店。20席限定です。

会場に入って、最初は結構後ろの方に座っていたのですが、前の方の、隊長のすぐ横の席が1席空いていたので、隊長のお誘いもあり(笑)、特等席で聴かせていただくことにしました。

なんか、場所がプチ☆カフェBarとよく似た照明で、内装とかもなんかそういう雰囲気。ほんわかしたいい場所です。実は、私も隊長のワンマンライブって初めてだったりするのです。ということで、今日は特等席でのんびりと聴かせていただきました。

第一部が始まります。今日は曲のリストを持ってきているけど、特に順番などは考えていないとのこと。先日のネイキッドロフトで初めて聴いた「神様のお仕事」から第一部が始まりました。あー、やっぱりいいなぁ。しかもこぢんまりとしたお店の特等席なので、なんか隣でアコーディオン弾いてもらっているみたいで何とも贅沢(笑)。

おじさん三部作を始めたあたりでややスパイラル状態になった感じで(でもそういうところも好きですよ)、三部作は「シール」で打ち切り。なんか試行錯誤しながら曲を選んで歌っている感じが泣ける。

タテタカコの「心細いときにうたう歌」から、この曲を聴いたその日に、久しぶりに作ることができた曲(そうだったのか…)だという「暗い部屋のワルツ」に。そして「唄えない」状況を描いた「唄えない…」、ソロのデモCDで私がとても大好きな「悪口」と、デモCDの曲が続きました。少し持ち直したかな。

第一部ラストはカバーで「あの素晴しい愛をもう一度」。久々に聴いた隊長バージョン、大好きですよ。

休み時間になんか客席と隊長でまたまたまったり。「私の彼氏」が久々に聴きたいなぁ、ということでリクエストしてみたらあっさり採用(ありがとう！)。あと、最近のソロ曲で最高だと思っている「海を見ている」と「コモリウタ」は、是非聴きたいなぁ、と…。

ということで、最初の曲は「私の彼氏」でした。まあ、いろいろと思い当たるところもある(笑)楽しい曲なんですけどね。

ここから、「スゴイ!君」「今宵の月」「昔の話」「メガネのブルース」「ともだちピエロ」と、ピッピ隊音楽部1stアルバム「ニュース」からの選曲が続きました。楽しい曲たちなんだよね！この頃の曲も大好きなので楽しかった！

今回は久しぶりに、矢野絢子「一人の歌」をカバーしてくれました。これは矢野絢子本人が対バンだった歌小屋の2階ライブで聴いて以来かなぁ…。矢野絢子の曲で私が一番好きな曲なので、カバーしてくれて嬉しい。隊長バージョンもなかなか独特の味があっていいのですよ。

このあと初めて聴いたGOING STEADYのカバー「星もしも君が泣くならば」等をやったあと、多分最初からやる予定はあったかと思うけれども、一応リクエストしておいた最近の傑作「海を見ている」と「コモリウタ」(「子守歌」ではなく、ヒキコモリのウタ)でした。

第二部のラストはBLEACHのカバー「カナリア帝国の逆襲」と、ピッピ隊音楽部時代で私が一番大好きな曲「宇宙」でした。「カナリア帝国の逆襲」は前回行ったプチ☆カフェのライブでもやっていましたが、爆音系のオリジナル曲も、隊長がカバーするとまた何ともかわいい(笑)。「宇宙」はいつ聴いてもじんわりと来るなぁ。いい曲です。

ライブ終了後も11時まで店は営業していると言うことで、お酒を飲みながらお客さんたちも残って、まったりと雑談モードでした。気がつくとかなりの長丁場でしたが、なんかあっという間という感じがしたライブでした。楽しかったなぁ。

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2007 年 6 月 6 日 (水) 吉祥寺