2007 年 5 月 5 日 (土・こどもの日) 台北

さて、朝飯を食ったらそのまま流しのタクシーをつかまえて、 故宮博物院へ。

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故宮博物院に着いたら雨が降っていました。

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大改装工事は終わったようですが、いくつかの展示が工事中のために見られなくなっているようです。 まあとりあえず、入場してみましょう。

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というわけで、見てきましたよ、故宮博物院。展示エリアは撮影禁止なので残念ながら写真はありません。

要するに紫禁城にあったお宝のうち、数人で運べそうな大きさで、なおかつ質の高いものはすべて持ってきてしまいました、というようなコレクションで、とても小さい展示物がほとんどではあるのですが、クオリティは素晴らしい。

大きい作品がほとんど無いので、そのあたりの雰囲気がルーブルや大英博物館などとは異なりますが、まさに、中華文明の粋を味わうことができます。単なる美術作品であるだけではなく、歴史の古いものはその古さに感動し、歴史の新しいものは、その作品に込められた膨大な時間と手間にも感動できます。

まあなんでそんな宝物が台湾にあるのか、ということで本土の人はいろいろ思うところが多分あると思うのですが…。でももしここに運ばれずに、文革の混乱などにこれらの宝物がもし晒されていたらどうなったのかなぁ、とか思わないでもありませんし…。難しいですね。

(まあそこら辺は、別の意味で大英博物館などにも感じることではあるけど…)

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さて、雨と昼時のために、タクシーも劇混雑。 博物院のinformationカウンターでタクシーを呼んでもらうことにしましたが、 15分くらい待ったかな…、とりあえず台北の市外に戻ります。


『西門街/央金拉姆「央金」』に続く。


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