故宮博物院からタクシーで西門街までやってきました。 ここはどうやら「台北の渋谷」という位置づけの街らしいのですが…。 着いたら本当に「台北の渋谷」だった(笑)。この街並み。 ちなみに壁面のでかい画面で宣伝しているのは「僕は妹に恋をする」でしょうか?
ちょっと奥に入ると、ちょっと違った雰囲気もある街ですね。
道端にあった「水龍王」というお店に入ってみました。
なんかいろいろ頼んでみました。そういえばメニューのメモを忘れた…。 安くてたくさんいろいろと食べられました。ごちそうさまでした。
しかし、このあたりの街並みなんてかなり渋谷のセンター街そのものだなぁ(笑)。 メイド喫茶まであるらしく、ビラ配りのメイドさんまでいたぞ。 日本文化、恐るべし。
「阿宗麺線」というお店でとろーりした温素麺みたいなものを食べる。
若い女性客が多いが、みんな屋台飯風に突っ立ってこの汁をすすっているのが面白い (器を置くテーブルの類はない)。モツが入っていてうまかった。
ということで、西門街はさすが若者の街ということで、 CD屋も何軒かありました。「玫瑰唱片」というお店でお買い物。
というわけで、まずこれ。試聴機買い。これはなかなか面白い。央金拉姆「央金」。 チベットのミュージシャンだ。 しばらく聴いてみて、ふと聞き覚えのあるフレーズがあった。
歌詞カードを見ると「GaTe GaTe PaRaGaTe PaRaSamGaTe…」とか入っているけど、 これ、般若心経の最後のマントラ(真言)部分、 「羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦」のサンスクリット語読みだね。 よく見ると他の曲も歌詞がお経だったりチベット民謡だったり、 ダライラマのお言葉だったりしています。
こういう歌詞をギターやバンジョーなどの楽器に乗せてシンプルに歌っていて面白い。 Youtubeにも何件かあった。
日本でこのCDを取り扱っている店、ちょっと探してみたけどあまりなさそう。 チベットだからいろいろと中共政府とアレな話がありそうだけど、 こういう形でもチベットの文化を発信するという事自体はいいんじゃないのかな。 音楽的にもとても面白い。
ちなみに央金拉姆という名前は、弁財天の事を表していて、 チベットでは比較的一般的な名前らしい。 弁財天は水の女神。水の流れる音から転じて、音楽の女神でもあるといいます。
こちらも試聴機買い。 庭竹「雨聲」と、袁泉「孤獨的花朵(ミニアルバム)」。 庭竹「雨聲」どちらもほんわかとしていい感じの王道の台湾ポップスです。 袁泉は…、いろいろな曲があるなぁ。ちょっと毛色が変わっています。 ところでこういう漢字を打ったりしていると、 そろそろこのサイトの文字コードもUTF-8にしたくなってくるなぁ…。
思い立ったら吉日ということで、SSIのスクリプトを含め、UTF-8対応にしてみました。 どんな感じでしょう?うまくいっているかな? (2007/06/29)
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