とある方面から入手しました。 矢野絢子さんと大久保和花さんがかつて組んでいたユニット「モナカ」の3枚目のCD『郷』(2002/12/02、未開封新品)です。 なんでも数日前の青山でのライブのMCによれば、 「音楽性の違いで解散したんですけど (笑)」だそうですが…。
このジャケ写からでは、知らないひとにはいったいどんなCDか不明と思われます…。 おそらく「春のぶおぶお」(このリンクはいつまで有効なのだろう…) で矢野絢子宅から発見された段ボールいっぱいのデッドストックが、 どんぶらこどんぶらこ…、と、何かの縁でうちまで流れついたものかと思われます。
曲目は以下の通り。
シークレットトラックは「空カン(そらかん)」だそうです。(2005/12/09 追記)
ところで、この裏ジャケットは、 先日のさよならライブの数日後に速攻解体されてしまったという「メキシ小屋」ですか? さよならライブを報じた先日の朝日新聞高知版の写真と比べるとそんな感じですね。CD のレーベルとしては「歌小屋の2階」になってます。
iTunesに入れると、CDDBでタイトル「郷(モナカ)」で、アーティストが「矢野絢子」になっていたのですが、 これはちょっとアレなので、タイトル「郷」、アーティスト「モナカ」にして、 CDDBにも上げ直しました。
で、肝心の中身なのですが…。 これが…すごくイイ! 大久保和花さんの歌を聴くのは初めてなのですが、 矢野絢子のピアノと大久保和花のギター、 そして二人の声が一体となって、なんとも独特の世界を作っています。
いかにもラジカセで録音した感じで、雑音や停止ボタンの音まで入った「からんさ」 (って何?)から始まり、2002年版「てろてろ」も入って、 ラストのシークレットトラックまでぎっしり詰まってますね。 二人のハモり具合で、沖縄の双葉を思い出したのは秘密だ(笑)。
「カラッポ」とか「このみち」とか「花火」とか…いいじゃん。 っていうか、外れ曲まったくないよ。私的には。 アルバム全体では、作詞、作曲ともに矢野の方が多いので、 非常に矢野絢子色の強いアルバムになっています。 大久保さんのライブも一遍聴いてみたいな。やっぱり高知に行くかね(笑)。