2004 年 11 月 22 日 (月) 糸満

沖縄本島最南端、喜屋武岬です。 景勝地でもあり、また沖縄戦の最大の激戦地としても知られます。

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目もくらむような数十メートルの断崖絶壁の下に、 波が打ち寄せます。

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少し展望台から離れたこの絶壁の上に立って、 この地に追い詰められた人々のことを思い、 戦後 60 年間の平和と、 今度こそ本当に終わりつつある「戦後」という時代を思いながら手を合わせます。

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展望台の場所に戻るときに道ばたに咲いていたきれいな朝顔。

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さて、戻ってきました。

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具志川城跡の方にも行ってみましょう。

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ここに来たのははじめて。 美しい海の横に建つ城跡です。

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大きな穴が空いていて、下が海に通じています。何のための穴だろう?

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喜屋武岬方向を見ます。

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石灰岩で築かれた城壁は、 たくさんの植物で覆われています。

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この城の上も飛行機が通りすぎていきます。

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さて、運動もしたということで少しお腹が減ってきました。

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ちょっと一回行ってみたかったお店に行こうと思います。 ひめゆりの塔の少し奥のはず。

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ひめゆりの塔。何となくここまで観光地化した戦跡というのもちょっとね…、 と思って行ったことありません。

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もちろん「ひめゆりの塔」の話は伝えていくべき大事な逸話だと思うけれども、 たとえば稚内の高台に寂しく建つ「九人の乙女の碑」との知名度の差というものは、 戦後の平和教育というもののバイアスやダブスタぶりを象徴しているようで、 何か釈然としないのです。


『真壁ちなーで昼食』に続く。


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