(オフィス用品, 2004-11-10)
4GB HDDを搭載したLinuxザウルス。 「単に使えるPDA」を求める人にはあまり勧められないけれども、 とことん自分なりにカスタマイズできるところが、 やっぱりUnix系OSの持つ強さだと思う。
(単行本, 2004-06)
Linuxザウルスをカスタマイズするための「常識」を知るにはいい本かも知れない。 ただ、読むにはUnix系の知識がある程度あった方が良いと思う。
さて、チェックインしました。 このホテル、最近改築したらしく、 客室もかなりきれい。 しかも大浴場もあったので、 そっちでのんびり風呂に浸かってきました。
無線LANは入りませんでしたが、 PHSは窓際では使えました。 今回は荷物を軽くするために PC を持たずに買ったばかりの Linux ザウルス (SL-C3000) だけ持ってきたのですが、 早くも標準メーラの限界に…。 たくさんメールが来ていると 10 通目辺りで取り込みが止まってしまうのはなぜ?
仕方がないのでメーラとしていつも使っている Wanderlust を入れることに。 こんな旅先で PHS からダウンロードして Unix 系ソフトをインストールするのも妙なものですが、 この辺りを見て emacs21 と Wanderlust をインストールしました
で、標準端末では emacs での日本語入力にえらく難ありであることが判明し、 その辺りを解決したqpe-embeddedkonsole-ja ワイド版をインストールしました。 これでキーボードから標準 IM を使っても、あるいは手書きからも emacs に漢字入力ができるようになります。 しかもタブ機能が使えるようになってとっても嬉しい。
あとは、こちらはあくまでセカンドマシンなので、 POP する際にサーバにメールを残す設定をしたいのだけれども、 Wanderlust の POP フォルダは標準ではサーバのファイルを消してしまうので、 パイプフォルダを使ってこんな感じで .folders を書きます。
|&アカウント名/apop@サーバ名|:+inbox_1
ここでは、取り込んだメールをしまうフォルダ名は inbox_1 で、 POP3 認証は APOP とします (通常の POP 認証であれば apop を user にすればよいですし、 複数のアカウントにするなら inbox_2 など別フォルダにすれば OK)。
ミソは 2 つ目のパイプを「|」ではなく「|:」にすることで、 これが「サーバに残す」を意味します。 さて、これでとりあえずメールを普通に読み書きできるようになりました。 めでたしめでたし。
ああ、そうだ、~/Mail と ~/.elmo は /hdd3 のどこかに symlink で張る必要があります。 っていうか、何で標準メーラがここまで使えないのでしょう…。
Web には .elmo を SD にするととても遅くなるという記述もあったようですが、 ハードディスクであれば何の問題もないようです。
さて、外に出ましょう。 コザの夜の街、相変わらず英語が飛び交っていて妙な雰囲気。 アイリッシュパブとかもかなり街の雰囲気に溶け込んでいるかも。
さて、夕飯は空港通りにある大衆食堂ミッキー (凄い名前だ) で食べることに。 醤油の瓶にも「Soy Sauce」と英語表記がされてます。 カウンターには最初日本人がいたのですが、 すぐに私以外全員アメリカ人風の人々になってしまいました。 あららら。
ま、とりあえずオリオンビール。
メニューも全部英語表記ありです。 私が頼んだのは「おかず(とうふ)」。 おかず…ってのは、沖縄の大衆食堂にある謎の料理です。 何かというと、…おかずなのです。
はい、こちらが「おかず」です。 うん、なかなか美味しいけど、この妙な雰囲気の中で食べるのはまた面白いぞ。
夜の空港通り。
さて、今度こそ本気で眠くなってきました。 寝ます。