(オフィス用品, 2004-11-10)
4GB HDDを搭載したLinuxザウルス。 「単に使えるPDA」を求める人にはあまり勧められないけれども、 とことん自分なりにカスタマイズできるところが、 やっぱりUnix系OSの持つ強さだと思う。
(単行本, 2004-06)
Linuxザウルスをカスタマイズするための「常識」を知るにはいい本かも知れない。 ただ、読むにはUnix系の知識がある程度あった方が良いと思う。
てなわけで、横浜のヨドバシカメラで買ってきたブツはこれです。 出たばかりの Linux ザウルス SL-C3000。 4GB のハードディスクを持つ新型です。 以前 JK さんが SL-C700 にかなりはまって、 二度と使うかよプンプンモードになって、 結局 CLIE NX80 (名機だね) に移行していく過程はしっかり読んでいたわけなのですが、 しょーこりもなく後継機種を買ってみたわけです。
気になる注意書きの紙 (笑)。 はて、PDA初のハードディスク、どうなることやら…。
私が今回 PDA を CLIE NX70 からリプレースするに当たっての目標は、 旅に PC を持っていく必要性を下げたいということで、 現在 PDA でやっている全てのことと、 旅先で PC でやっていることの 7 割方ができればいいかということで…。
たとえば旅先で、無線LAN、有線LAN、PHSカード、モデムなどを使って、 Web とメールがそこそこ読めて、 SSH2 で外のホストにログインして作業ができれば良い…ということで、 比較的目的仕様ははっきりしていました。 一方で、普通に PDA を買うにはリスキーな機種かも知れません。 某ちゃんねるの某板あたりでは散々叩かれているみたいだしね。
デジカメの吸い上げは 4GB のディスクでは大したことはできないんだけど、 もうその辺りは、最近フラッシュメモリの価格は下がっているので、 極端な話、 そもそも吸い上げる必要がないくらいたくさん SD カードを持っていってしまえばいい、 という物量作戦が使えます。
ACアダプタは携帯のものなみに小さい。これはなかなかいいな。 後は電池と USB ケーブル。USB は本体を USB ディスクとして用いることができるということであり、 USBデバイスを繋げるわけではない。
電池はここに入れます。
登場。説明書くらい読めよ…と思いつつ、とりあえず電源を入れてみるぞ(笑)。 さすがはシャープ。液晶は文句無しに美しい。 起動にはだいたい 2 分くらいかかるかな? その点からしてあまり PDA っぽくない。
キーボードはこんな感じ。 SL-C860 からの大きな改善点は独立した Ctrl キーがついたこと (以前は Fn+Shift で Ctrl だったそうな)。 Esc は従来通り右下のキャンセルボタンを利用するらしい。
UI は QTOPIA ベース。 まずはタッチパネルの調整→時刻調整→所有者情報。
メインの操作画面が出ました。
ディスクの空き容量は、初期状態で 2.7GB 程度。
裏面。HGST のディスクが入っていることを示すステッカーが。
ジョグダイヤル、OK/Cancel ボタン、USB ポート。
まだ全然システムについて分かっていないので、 添付の CD-ROM を、家の Windows XP 箱に入れてみる。
まずは USB デバイスとしてのドライバをインストール。
ザウルス側を PC 接続モードに。
ふむ、H ドライブとしてザウルスが登場。
何かインストールしたい場合、ipk ファイル (どうも Debian の deb をベースにしたらしい、 PDA 系ではパッケージとして使われる形式らしい) を、 H:\Documents\Install_Files あたりに入れておけばいいとのこと。
さて、どうなることやら。