2004 年 10 月 10 日 (日) 自宅

さて、 秋葉原に行って何を買ってきたのか、 ということなのですが、これにはここしばらくの悩みがあります。 それは「旅行 (特に輪行) に ThinkPad を持っていくのは重いし気を遣う」ということなのです。

LAN やモデム、PHS 経由で SSH が旅先で使え、デジカメのデータを吸い上げ出来る、 というのが私が今旅行中の PC に要求している主な機能なのですが、 PDA なら…と思って、CLIE NX80+キーボードや Linux Zaurus なども考慮したのですが、 やはり SSH はイマイチでデジカメ吸い上げは無理で、しかも高い。 で、小さな PC はもっと高い…ということで手詰まり気味でした。

そこに目に止まったのが、5 年ほど放置されてきた Libretto SS1000 です。

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メモリは特殊仕様なので 32MB の標準のままに MMX Pentium 166MHz という劇遅性能、 しかも 6.35mm のハードディスク 2GB より上が東芝からも打ち止め状態で、 永遠に出ないかと思われ、しかもこのディスクが故障してしまったため、 あきらめて家の片隅で眠っていました。

ところが、ここに iPod などの HDD プレーヤという思わぬ救世主が。 Hitachi から 2.5inch ピン互換の 1.8inch 7mm 厚 20GB HDD というブツが出てきたのです。

これを使えば少なくとも FreeBSD で kon2 上で OpenSSH が使えるはずですし、 しかも 20GB もあればデジカメの吸い上げも可能です。 メールなんて OpenSSH で slogin して、 mule+mew などでどこかで読めればそれで OK です。 Web なんざ w3m が使えれば十分ですし、困ったら CLIE の NetFront でも読めます。

てなわけで、買ってきましたよ Travelstar HTC424020F7AT00 (DK14FA-20)。

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SS1000 本体を開きましょう。

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フィルムケーブルを抜くのさえ慎重にやれば、 意外に簡単に HDD が出てきます。 キーボードのフィルムケーブルは留め金付きのコネクタなので気をつけましょう。 また、LCD などは押しこむタイプのソケットで繋がっています (このマシンの特殊仕様のメモリソケットと似た形状)。 こちらは引っ張ればすぐに抜けます。

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HDD を交換しましょう。

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仮止めで電源を入れると… "Insert system disk in drive." ということで、 ディスクは認識されたようです。

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面倒なのはシステムのインストール。 実はこのマシンに入るタイプの PC カード FDD はもううちにないのでありました。 したがって、HDD を SS1000 本体以外に接続してシステムをインストールしなければならないのですが…。 さてどうしますかね。

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この話題、続く。


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