(おもちゃ&ホビー, 2004-04-17)
学研から1972年発売の動物ロボットを組み立てていくおもちゃ「メカモ」。 待望の復刻シリーズの第一段は「カニ」です。 その優雅なフォルムに、 当時欲しくてたまらなかった少年時代を思い出す人も多いでしょう。 学研さんに感謝!
「メカモ」復刻版シリーズ第二段は「ムカデ」! 流れるように足を波立たせて動く姿は、 「メカモ」中での萌え度ナンバーワン! まさか 21 世紀にこの姿に再会できるとは、感涙です。
現在、30代で電機業界やコンピュータ業界で活躍する人の何割かは、 この電子ブロックの洗礼を受けたのではと勝手に思ってしまうほどの思い出深い品です。 ファミコン登場以来、こういうDIY的な科学おもちゃが出てこなくなってきていますが、 今後の日本の技術立国のためにも、またこういうのが子供たちに流行って欲しいな…。
『動物ロボット・メカモ・クラブ [その 1]』の続きです。
[参考] 前のページで「カプセラ」について書いたのですが、 実はカプセラ自体はアメリカのおもちゃのようで、 現在でも販売されているようです (amazon.com, sciencekit.comなど)。 わーお。日本でも売ってくれ〜。
…てなことで、壊すのは早いな。15 分もしない内にこの状態まで戻しました。
もう一度、間違えた部分をしっかりと今度は正しく組み直しましょう。
……ということで、 今度は 45 分ほどで再びさっき過ちに気が付いたところまで戻ってきました。ふう。
ということで、このカムに繋がる部分を甲羅の部分に左右で固定しましょう。
で、最終的に左右の足に動力を伝える 2 本の部品をカムに取りつけます。 これで駆動部分が完成です。
最後は、左右の足の先端部分を取りつけます。 カニといいつつ足は 6 本なんですけどね。
まずは脚の中間部分をネジ止めします。
そして脚の最上部の関節をネジ止めします。
これでメカニカルな部分は完成! うーん、カッコいい!
さて、このカニの目にあたる部分に、赤外線リモコンの受光部を置く台を取りつけましょう。 旧版では有線リモコンだったんですけどね。
これが赤外線リモコン受光部です。
これをモーターと電池に接続し、 目の部分に取りつけます。
で、電池を入れて、完成! リモコンにも電池を入れましょう。
失敗して一回分解したので何と 3 時間もかかってしまいましたが、できたーっ! 完成! 箱の中で電器を入れ、赤外線リモコンで操作するとじたばた動きます。
よし、外はもう真っ暗だけれども、外に出して動かしてみよう! お〜。歩くぞ〜。かわいい。動画はちょっと暗いけど…。
意地悪してちょっと障害物を置いてみよう。 お、このハローページくらいなら越えていくのね。
ならばタウンページに挑戦……さすがにこれは無理だ〜。じたばたじたばた。
よし、じゃあ、こういうジャンプ台方式はどうだ? ……うーん、惜しい。頑張れ〜っ。 しかしこれって、脚の先にゴムなどの滑り止めをつけてあげれば、 何か乗り越えられそうですね。滑っているだけだし。
うーん、なんか懐かしいものを体験してしまいました。 職場のアクセサリーとして置いておこうかな…。