2004 年 1 月 6 日 (火) 有楽町

先日、 ロサンゼルスで見た "The Last Samurai" を、 一応字幕付きでもう一度見てみようと思い、有楽町に。 しかし、ロサンゼルスでは $8.75、銀座では 1,800 円か…。 もう少し日本の映画館は安くならないものかね。

一応、おおかた重要なセリフは正しく聞き取れていたこと判明。 しかし、最後に突撃するときのギリシャ人云々は聞き取れていなかったな…残念。 なるほど、そういうカッコいいセリフだったのね…。

こうして 2 度観てみると、 この映画の良さというのは、 欧米の美術館に置かれている日本刀の、 圧倒的な存在感と美しさに似ているように思います。 敢えて違った場所で、 違った視点から見るもう一つの日本文化というものなのかもしれません。

"We have railroad, cannons, western clothing, but we cannot forget who we are or where we came from." − この映画、もし 10 年前にできていたとしたら、 これほど日本人に受け入れられていたかは分かりません。 日本人が "who we were" を再び考えはじめたこの時代に、 こういう映画がやってきたというのがとても面白いことではないかと思います。

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