先日購入のマザーボード (LAN が 100Mbps の方) が、 内部をいろいろいじっているうちに死亡 (ムチャなことはしていないはずだが…)。 とは言っても、使えないととにかく困るので、 取り急ぎもう一枚カードを購入。 GIGABYTE の GA-8IPE-1000 Pro2。 i865PE + CSA Gigabit Ethernet + IEEE1394 のような構成。 CSA に関しては、前回 FreeBSD 4.9-RELEASE で試したものの、 autonego に問題があったにも関わらず懲りずに購入。 それにしても派手なマザーボードだな。
いろいろ組み込みました。 これを機に IDE のケーブルをスマートケーブルに移行。
…と思ったら、ビデオカードまで飛んでいました。があん。 とりあえず、余っていた GeForce 2 MX の AGP カードを適当に突っ込んで、 FreeBSD をインストール。
ICH5 経由のシリアル ATA も、なぜか DMA limited to UDMA33, no ATA-66 cable or device とか表示されるけど、 freebsd-stable のメーリングリストによると、 SATA にモードの概念がないのでトチ狂った表示をしているだけ、とのことらしい。 一応ちゃんと使えているようです。
で、嬉しいことには、先日は Intel D865GBF で autonego の問題が出た CSA 接続のギガビットイーサが、 この MB ではきちんと使えています! で、いままでの Intel D865GBF も、autonego を切って手動で指定すれば (ifconfig のオプションに "media 1000baseTX mediaopt full-duplex" を追加)、 きちんと使えました。
ということで、せっかくなので簡単なベンチマークを。 スイッチ越しに TCP で netperf (ports/benchmarks/netperf) してみましょう…。
nekodaisuki# /usr/local/netperf/netperf -H 192.168.0.224 TCP STREAM TEST to 192.168.0.224 : histogram Recv Send Send Socket Socket Message Elapsed Size Size Size Time Throughput bytes bytes bytes secs. 10^6bits/sec 57344 32768 32768 10.01 939.74
うっわーっ! (狂喜) なんと自宅で TCP のスループット 940Mbps か…。 物凄い時代になったもんだ。 10,000 円ちょいのマザーボードのオンボード LAN に、 10,000 円ちょいのスイッチなのに…。
CSA が効いているのももちろんだけど、 メモリがデュアルチャネルで動いているのも、 パフォーマンスに効いているのかも知れません。 ちなみに、1GB の方の ftp はこんな感じ (ディスクは UATA100→SATA150)。 Disk to Disk でも約 450Mbps か…。
1073741824 bytes received in 18.49 seconds (55.37 MB/s)
ということで、CSA 接続の Gigabit Ethernet、なかなかよいです。