2003 年 10 月 5 日 (日) 自宅

さてまあ、昨日秋葉原で買ってきたブツをいろいろ使いましょう。 まずは玄人志向の Serial ATA カード。 2,470 円のくせに 2 本 SATA ケーブルがついているから、 実質 2,000 円以下という素敵なお値段。

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チップは Silicon Image の Sil3112a。 安いから買ってきたので、FreeBSD で動くのかは知らない。

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もひとつ。Promise FastTrack S150 TX4。Serial ATA 4 本の RAID カードだ。 FreeBSD で動くかどうかはこれもわからない。 一応 -CURRENT の ata(4) にそれらしいコードはあるが、 今 -CURRENT の ata(4) は ATAng のインポート直後で不安定みたいだし…。

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で、これは前から持っていた Intel PRO/1000T。

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さて、FastTrack を組み込んでみましょう。 ディスクは Serial ATA 250GB を 4 本で 1TB。 個人でこれが買えるって、素敵な時代になったものだ。

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Serial ATA の電源ケーブルです。

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すっきり収まるは収まるのですが、 ちょっとした拍子に抜けてしまうような緩さで、 以前の ATA の電源コネクタの固さが反省にあるのかも知れませんが、 これはいくらなんでも緩すぎでは、と思います。 ちょっとケースの中をいろいろいじると、 すでに電源ケーブルが斜めになって抜けかけていたりして…。

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FastTrack の設定画面です。

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とりあえず気持良く 1004000MB の RAID0 (ストライピング) をつくりましょう。

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Intel PRO/1000T はしっかり FreeBSD-CURRENT から認識されています。

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Promise TX4 のディスクは ad4, ad6, ad8, ad10 と、 アレイ全体の ar0 と 2 度認識されています。

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sysinstall からは ar0 のみを選択して fdisk などを行います。

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disklabel 貼って、newfs しましょう。

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newfs 完了。

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mount は一応完了。 しかし、強烈にいじめるとハングアップすること判明。 うーん。ちょっとまだこのカードは時期尚早かな〜。 それとも ata(4) の単なる不安定さか…? なんとも現在のところ判断のしようがありません。

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さて、もう一台組みましょう。

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MB はほとんど同じ Intel の D865GBF ですが、 これは CSA 接続の PRO/1000T がオンボードで載ったものです。 さて、FreeBSD から CSA のカードは使えるのかしら?

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CPU などをつけましょう。

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こっちは普通にパラレル ATA のディスク 250GB 4 本です。 ちなみに、1 本 25,000 円切っていました。 1GB = 100 円以下なので、 そろそろ CD-R に迫るバイト単価かと。…すごいな。

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BIOS からはちゃんと認識されていますね。

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インストール時に便利なので CD-R をつけましょう (そもそも起動用といえばフロッピーつけていないし)。 パラレル ATA のポートは全部埋めてしまったので、 普段は使えません。もったいない。 普段は一部のディスクを FireWire 接続とかにしてもいいのかな?

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てなことで、FreeBSD-CURRENT をインストールしましょう。

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フロッピーがついていなくても、ブートデバイスとして初期にフロッピーが入れてあるようなので、 BIOS で切りましょう。

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よっこらせっと。

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さて、CSA 接続の Intel PRO/1000T ですが、 認識はされるもののどうも安定しません。 また、ifconfig(8) の media や mediaopt でオートネゴを無効にしても、 だめっぽいです (使えるときもあるからいやらしい)。 ケーブルを変えてもだめ。 ということで、CSA はどうもまだまずいらしい。

実際にはこの CSA の例は、autonego が使えないだけで、 1000Base-T の Full Duplex にきちんと固定してやれば、 問題なく利用できるようです。 また、CSA でも全く問題なく autonego できるマザーボードもあることが判明しました。 詳しくは後日のページをご覧下さい。 (2003/11/12 追記)

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てなわけで、メルコの安物ギガビットイーサカードです。 bge0 として認識されます。

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32bit PCI 接続ですが、Intel PRO/1000 からの /dev/null への ftp で、 500Mbps 弱のパフォーマンスが出ました。結構立派な性能ですね。

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さて、先ほども言いましたが、FastTrack の Serial ATA RAID カード、 いじめると結構すぐにカーネルが落ちます。 まだまだ ata(4) ドライバの出来に問題があると思われます。 うーん。

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