2002 年 11 月 3 日 (日・文化の日) 自宅

先週の続き。 さらに Pacific-18 をいじります。

なぜオーダーしたか今では定かではない 34T のスプロケ、 まずだいたい、このディレーラーでドライブすることが可能なのだろうか、 という疑問がふつふつと。

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ギアを 1 段に落として、途中まで 34T の刃に引っかけてみます。

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うーむ微妙だが、いけそうといえばいけそうでもあるな。

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ちょっと強引に折り畳みのギミックをいじって、 必要なチェーン長をつめた状態で 34T に入れて回してみました。 うん、辛うじて回るね。 逆にチェーン長を長く間違えるとディレーラーがリムを擦る可能性もありそう。 さすが小径車。微妙だ。

(このあたり、 なんかフォームファクタの厳しいキューブ PC の類に、 パーツを足してチューニングしているみたいで、 なんか共通の面白さがある気がする)

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わかった。とりあえず優先度の高いパーツの交換をすることにする (なにより前のブレーキワイヤーの方が心配なのだ)。 フロント 60T 化は後回しにするから、その後リアの 34T を試すことにしよう。 チェーンを切るのは 1 回にしたい。 それまではリアのスプロケは昔のやつを使うことにしよう。 ということで、まずは古いホイールからスプロケをはずしましょう。

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スプロケをはずすには大きなレンチと 2 つの特殊な工具が必要です。 一つはスプロケを押さえるためのチェーンのついた棒のようなやつ (約 1,000 円)。 呼び名は知らない。 それとスプロケのロックリング外しのための小さな専用工具 (これも約 1,000 円)。

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これね。他には全く用途のない特殊な工具だ。 仕方ないから買ってきた。

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まずはスプロケにこの小さな工具を取りつけます。

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で、もう一つのやつでスプロケにチェーンを回し、 こんな感じで開く方向に力を加えると、 ガチガチ音を立ててネジが回った後、スプロケは意外に簡単にはずれてきます。

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よし、ちゃんとはずれた!

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同様に新しい方のスプロケも外しましょう。

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取り付けは例のチェーン棒は要らないので簡単。 締める方にはギアが回らないから、 単に例の小さな工具をつけてレンチで締めれば良い。 なんだ、初めてやってみたけど、えらく簡単じゃん。

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てなことで完了。30T なのでこれは余裕で使える。 元々入っていたやつだから当たり前だけど。

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これが問題の前のブレーキワイヤー。 前の転倒時にかなり傷んだようだ。

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うわー、あらためて見るとひどいな。被覆が剥がれまくっている。 感触も悪くなっていたし。

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よし、(オーバースペックな気もするが XTR ワイヤーに) 交換完了。 ケーブル長は面倒なのでオリジナルと全く同じ長さでカットしました。 ちなみに、BD-1 のフロントブレーキのためのワイヤーは、 通常の自転車のフロント用ワイヤーでは長さが足りません。 リア用のワイヤーを使う必要があります。 うーん、ということで、フロント用がこれで 2 本も余るんだよな (^^;。

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この作業、基本的にニッパーとラジオペンチの類でも可能なのですが、 やはり専用工具があると工作が楽です (これは約 3,000 円)。

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BD-1 の場合は折り畳み機構と干渉しないように、 ワイヤー長が問題ないことを十分に確認する必要があります。 よし、OK。

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とりあえず本日の作業、完成! いい感じ!

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続く


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