2002 年 4 月 21 日 (日) 渋谷

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篠原美也子『bird窶冱-eye view』

(CD, 2003-08-20)


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篠原美也子『新しい羽根がついた日』

(CD, 2001-04-25)

これが出たときは嬉しかったなぁ…。 インディーズでの復活 1st アルバム。


さて、昨年 11 月以来の篠原美也子ワンマンです。 今回は比較的番号もよかったのと、 何より箱が ON AIR EAST ということで大きいため、 前から 4 列目というかなりいい場所をキープできました。 何よりも今日は、 1993 年 4 月 21 日発売のシングル『ひとり』による、 メジャーデビュー記念日 (^^; 9 年目という、 なかなかいい日に当てましたね (もっとも、私が知ったのはその直後に出たアルバム『海になりたい青』でしたけど)。

すっかりピアノ一本のスタイルも板についてきた感じです。 今回はインディーズ 2 枚目の『birds eye's view』の発売と合わせたライブなのですが、 新曲だけではなく、かなり昔の曲も取り合わせてやってくれました。 特に、ピアノ弾き語りでははじめて、という「心のゆくえ」が入っていたのは、 とてもよかったです。 MC でも、これを初めて聴いた人がいるかも知れませんが、 と言ってましたが、まさにその通りで、9 年前、 『海になりたい青』の 1 曲目だったこの曲を、 タワレコの試聴コーナーで聴いて、レジ直行したのがそもそもの始まりでした。

今回はとても気合いが入っていたようで、 今までのインディーズ時代のワンマンだけではなく、 メジャー時代のワンマン全てを含めても、 最高の出来のライブだったと思います。 と言うか、これだけライブに行って本当によかった、と思ったのは、 一昨年の Cocco ラストライブ以来です。 誇張していません。マジです。セットリストは以下の通り。

  1. 街灯の月
  2. 満天
  3. S
  4. flower
  5. place
  6. 心のゆくえ
  7. Dear
  8. kissing
  9. 話して
  10. 前髪
  11. 同じように朝が
  12. Keeping my step
  13. pain scale
  14. 秒針のビート
  15. 夜間飛行
  16. ひとり
  17. 流星の日
  18. 情熱 (アンコール 1)
  19. ここはなんてあたたかくて (アンコール 2)

今回は、NEST ワンマン以来久しぶりの「前髪」(しかも時期ピッタリ)もあり、 また、これも弾き語りでははじめての「情熱」をやってくれたりと、 昔からのファンにも非常によかったと思います。

特に「pain scale」→「秒針のビート」→「夜間飛行」の 3 曲が、 やはり一番盛り上がっていました。 この辺りは、やはり昔の若かりし頃では出せなかった、 現在なりの味の詰まった曲だと思うのです (旧来のファンの評価は分かれるのかも知れませんが…)。 そして、アンコールのラストは、 まさに今の状況を象徴するような「ここはなんてあたたかくて」でした。

MC によると、秋の誕生日頃にはなんかやらかす、 との決意があるそうですので、 秋頃に期待です。

P.S.: しかし札幌百歌話、面白かったぞ。 行きたかったなぁ〜 (日程的に全然無理だったんだけど)。 まさか小田和正が来ていたとは…。


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