Dual Tualatin 1.26GHz の 1U サーバが届きました。 運用レベルでは諸事情により RedHat Linux を入れることになっているのですが、 まあ、その前にいろいろいじってみましょう。
フロントパネルに USB かぁ…。最近の 1U マシンってそんなもの?
ふたを開けてみる。さすがにすごい実装だ…。 Pentium III の 1.26GHz をこの密度でつけているのはすごい。 CPU 自体はファンレスで、大きなファンの直撃を連発で受けるようになっている。
その際、前の方にある CPU クーラーが少し小さめになっていて、 後ろの方の CPU にも直撃の風が当たるように設計されている。 手前のファンからの風は分岐されて、 半分は電源方面に流れるようになっている。 結構考えた設計かもしれない。
メモリは 2GHz。PCI は 64bit が 2 スロット空いている。 これならギガビットつけたルータにもなるね。
この SO-DIMM ソケットに接続されたのが、 Adaptec の 2005S Zero Channel RAID (ZCR) アダプタ。 まさに 1U のための RAID システムといった感じですね。 オンボードの SCSI コントローラを奪って RAID にしてしまいます。 Mylex 170 なら今まで私の近辺でだいぶ RAID での実績があるのですが、 ZCR ははじめてです。大丈夫かな?
ちなみにオンボード SCSI は AIC-7899W。
チップセットは ServerWorks の結構新しいやつ。 これもはじめて使うのでちょっと興味ある。
ディスクは Seagate の Cheetah 34GB を 3 本で、 RAID5 に構成しています。
ところで、ふと気が付くと、 ZCR がついている SO-DIMM ソケットのとなりに、 もう一つ SO-DIMM ソケットがあるんだけど、 これって何に使うのだろう?
あ、今気が付いたけど蓋の裏にはメンテナンスガイドが印刷されている。
ということで火を入れてみます。 2GB のメモリはチェックにも時間がかかるなぁ…。
ZCR からのメッセージ。
BIOS の内容をメモ。 ん、シリアルからも BIOS 設定ができると思しきメニューもあるね。 電源制御をとりあえず切っておくのと、 電源トラブルからの自動復旧を設定しておく。
つづく。