さて、ThinkPad X21 への FreeBSD のインストールは、一件順調に進みます。 とりあえず、4.3-RELEASE を ftp インストール (前のラップトップを ftp サーバに仕立てた) で行いました。 fdisk, バイナリ展開と、非常に順調です。
さて、インストールが終わった、ということで再起動すると…。 き、起動しない… (冷汗)。 BIOS Setup も起動できないし、 何とフロッピーからも起動できないのだ! 恐ろしい。 素人さんならここでアウトで修理だろうなぁ。
これは多分、HDD を初期化してしまえば大丈夫だろう、ということだが、 なにしろ FDD からブートさえしないため、 早速 HDD を本体から外す作業にはいる。 とはいってもこの ThinkPad X21、とても簡単に HDD を外すことができる。
精密ドライバー一発で HDD が引き出せます。素晴らしい (もちろん保証が効かなくなるので、やる人は自己責任でどうぞ)。
ここに取り出したりますは 2.5 インチ HDD と PC カードアダプターがセットの 「GRANADE ON」。ここに ThinkPad から抜いた HDD を入れます。
以前使っていた Let's Note S21 が、 今は Windows Me が入っているので、 これに GRANADE ON を挿して HDD を初期化しましょう。
この GRANADE ON、8GB しか認識しないんだけど、 とりあえず今回の目的には問題なし。
どうも、ネットを検索すると、 FAT パーティションが 1 番目にないとまずいという説と、 ハイバネファイルがそこにないとダメという話があったので、 ちょっと悪あがきということで、 1MB の FAT パーティションを先頭に作ってみました。
へー、Windows Me ってハードディスクに FORMAT /S 出来なくなったんですね。 まあとりあえずいいや、ということで FORMAT D: しました。
さて、今回は BIOS が起動するかどうかの試験なので、 時間のかかる FTP ではなく、 CD-ROM から前のバージョンの FreeBSD 4.2-RELEASE を最小構成でインストール (4.3 の CD-ROM はまだ来ていない)。 CD-ROM ブートで簡単にインストールできます。
1MB の FAT を残し、あとは FreeBSD でフォーマット。
うーん、やっぱり起動しない…。しくしく。この画面のまま固まってしまいました。 またしても HDD を出して初期化のし直しです。
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