というわけで、 今回の旅の目的地である、 Cocco ライブが行われる真駒内アイスアリーナにやってきました。 行ってみてびっくり、今回のチケット、 なんとほとんど正面の 6 列目という素晴らしすぎる席。 あらためて、譲っていただいた H さんに感謝です。
というわけで迎えた、Cocco のライブなのですが…、 物凄すぎました。 今までの人生でもっとも素晴らしかったライブといっても過言ではない、 と言いきってしまいます。 「ブーゲンビリア」の頃の曲から、最新の未発表曲に至るまで、 多くの曲を歌っていました。
今回は静かな曲もたくさんやっていたためかもしれませんが、 なんというか、 前に日比谷野外音楽堂での 30 分ライブに行ったときの、 巫女然とした雰囲気とはまた異なり、 そこには弱くて、強くて、楽しくて、悲しい、 そういう矛盾に満ちたさまざまな感情を、 美しい作品に昇華させることのできる人の姿がありました。
また MC で、バレエの先生が北海道出身だった話、 バレエはへたっぴで、 せっかく材料を万引きまでして作ったのに (^^;、 晴れの舞台には選考にもれて出られなかった話、 今回の衣装はその時の衣装をイメージして作ってもらった話、 なんか、相変わらずの「こっこ語」なのですが、いい話でした。
最後の曲が終わり、 以前果たせなかった舞台を今踊るかのように、 バレエの型をとって挨拶して、 やっぱり演奏が終わる前に舞台裏へ去ってしまうあっちゃん、 素敵でした。 こうして書いてみると、 あまりに言葉というものの無力さを感じます。