2000 年 9 月 22 日 (金) 三田

さて、昨日買った [S]Gigabit Ethernet カードを使ってみましょう。 使うのは [S]Netgear GA-620 です。 とはいっても、今私の手元には 64bit-PCI のマシンがありません。 もうすぐ i840 の PC を注文しようと思っているのですが、 現状では [S]440BX マシンしかないのです。 ということで、今回の目標はパフォーマンスではありません。 あくまで Gigabit Ethernet を使うことです。

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今日の実検台は [S]NLX マシンです。 実験用に、Intel PRO/100+ も挿しておきます。

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この上に、GA-620 を挿します。

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うーん、このはみ出た部分、もったいない…。

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壮絶な背面。

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さて、ここで、 FreeBSD 4.1-RELEASE の [S]IEEE 802.1q VLAN がダメダメである、 というバグを解決しておく必要があります。 すっぴんの FreeBSD 上で IEEE 802.1q を使うと、 なんと、Ethernet の [S]MTU が 1496 バイトになってしまうのですよ (MTU が 1500 ないと、IEEE 802.1q 経由で接続された、 スイッチ・ルータ等を含む他 OS のマシンとの相互接続性が一切確保できない)。

ということで、http://www.euitt.upm.es/~pjlobo/fbsdvlan.htmlのパッチを、 4.1-RELEASE に移植してみました。 このパッチはもともと、 Intel PRO/100+ 系の [S]fxp ドライバしかサポートしていなかったのですが、 3.x から 4.x 系へ移行するときに、 sys/net まわりの構成が変ったため、 実は他のいくつかのドライバも無変更でサポートされるようになりました。 今回の GA-620 に対応する ti ドライバもその一つです。 実験したところ、[S]Catalyst 6509 の Gigabit Ethernet モジュールと、 IEEE 802.1q での相互運用性を確認しました。

さて、このパッチ、-current にもほとんどそのまま当たるのですが、 いつ頃 -current にマージしようかな?


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