本日購入の Gigabit Ethernet カードその 1。 Laneed の LD-1000/SX。 64bit の PCI カードで、 SC コネクタの 1000Base-SX だ。
チップセットは Level One の NetCelerator LXT1001BC だ。 残念ながら FreeBSD ではサポートされていない。 そのかわりお値段は 3 万円台後半と比較的お手頃。
もう一枚は、Netgear の GA-620。これも 64bit PCI の SC コネクタ、 1000Base-SX だ。4 万円台前半。 この会社のボードは、1000Base-TX のものも出回り始めており、 だいたい 1 万円マイナスといった感じ。
チップセットはヒートシンクに隠れているが、Alteon Tigon 2。 FreeBSD でもサポートされている。
さて、先日買った 1U のサーバ (Intel ISP-1100) のセットアップを行いましょう。 前面のシリアルポートに、 シリアルコンソールを繋いでみましょう。
なんと、このマシン、BIOS 画面がシリアルポートにリダイレクトされているのだ! おそるべし Intel の BIOS。
を、FreeBSD のブート画面が上がってきた。
しかし、「Booting [kernel] ...」 のところで、 表示が進まなくなってしまった。 そうか、今までは BIOS を使って表示していたけど、 ここで syscons の支配下に入ってしまったのね。 で、今まで、BIOS からは、 あたかも画面が表示できていて、 しかもキーボードも繋がっているように見せかけられていたから、 カーネルもシリアル経由で繋がっていると知る術がないという…。 まあ、今後の課題かもね。
試しに、モニタを繋いでみると、たしかに起動はしている。
ということでとりあえず、通常のようにモニタとキーボードを繋いで、 インストールだけはやってしまうことにしました。
あ、シリアルコンソールを繋ぎっ放しにしていたら、 なんとそちらにも BIOS Setup の画面が出ている! 再度、おそるべし、Intel!
BIOS setup に「Serial Console Redirection」と言う項目があって、 それがデフォルトで「Enabled」になっていました。 ちなみに、どうも LAN にもこの BIOS を出せるようです。 やっぱり Intel PXE (Perboot eXecution Environment) を使うのかな?
さて、FreeBSD をインストールしましょう。 どうも、背面の 2 ポートのイーサは割り込みを共有しているようですが、 FreeBSD 4.1.1-RELEASE からは問題なく使用できるようです。
しかし、このマシン、驚異的に速い! ports の展開というのは FreeBSD インストールの律速過程である、 というのは FreeBSD をインストールした経験のある方ならご存じでしょうが、 この画面。 ports のインストールがネットワーク経由の ftp インストールで、 なんと「78.7KBps」! こんな滅茶苦茶な値は未だに見たことないです。
うーん、すごい。久しぶりにすごいものを見せてもらいました。