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さて、今回は Lonely Planet の Berlin ガイドブックを持っていったのですが、 それによると、 「壁」を見るなら、有名なイーストサイドギャラリーよりは、 S バーン 1 号線のノード駅付近に残っている「壁」の方が良いのではないか、 と書いてあるので、行ってみました。
駅から歩いて 1 分くらいの Bernauer 通りに発見しました。
壁のとぎれた部分からは、 デスストリップの部分に、慰霊碑などが建っているのが見えます。
これが西側の壁ですね。
デスストリップの中にも「壁」の一部が展示されています。
イーストサイドギャラリーと比べてあまりに「重い」場所です。
左の茶色い壁の向こうにいくと、 そこには落書きがほとんどされていないきれいな「壁」があります。
さらに、この銀色の壁の向こうには、 錆びた鉄に彫られた慰霊費があり、 今でも花が捧げられています。 この近辺は、 多くの西への脱出が試みられ、 そして、多くの失敗があった場所だそうです。
銀色の壁の向こうにいくと、先ほどのきれいな「壁」の裏側に入ります。 ここは、デスストリップ等の国境防衛設備が、 そのままの状態で復元された場所となっているようです。 また、壁などもきれいに保つために常時メンテナンスが行われているようです。 当時、実際は壁は東側にもうひとつあり、 ここと「壁」の間がデスストリップと呼ばれる厳重警戒地帯に成っていました。
これがその第一の壁です。
壁の隙間からデスストリップの警戒装置が見えます。
壁の隙間から『壁』を望みます。
ここの迫力と厳粛さに比べたら、 イーストサイドギャラリーのあたりでは、 本当の『壁』の雰囲気がわからないという意見も理解できるように思います。 ベルリンで『壁』をご覧になりたいのであれば、 イーストサイドギャラリーと共に、 こちらの方もご覧になることをお勧めします。