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さて、U バーン 1 番線の Schlesiches Tor駅 (この発音、なんて表記するのが適当なんだだろう) に到着しました。
これは Schlesiches Tor駅の駅前。 ああ、『ラン・ローラ・ラン』などでよく出てきた、 いかにもベルリンっぽい風景ですね (この少し先の U バーンとの交差点も)。
とかいって、 本当にこの場所が『ラン・ローラ・ラン』の例のロケ地そのものであることを後日確認。 なーんだ、それならもっとちゃんと見ておくんだった…。(2001/04/06 追記)
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さて、駅から少し東に進むと、シュプレー川が見えてくるのですが、 そこにかかる橋の向こうに、イーストサイドギャラリーが見えてきます。 これは、「壁」が残っている部分としては現在最長のもので、 ここからベルリン・オスト (東) 駅の駅前に至る 1km 強の長さ、 川に沿って「壁」が残されています。
望遠で撮るとこんな感じ。
と思って、橋の反対側通路をみると、 これはなんと、まさに映画『ラン・ローラ・ラン』で、 走り出したばかりのローラが渡る橋じゃありませんか。 というわけで、ロケ地 1 カ所確認。
ちなみに、イーストサイドギャラリーと反対側の川の上には、 謎のオブジェが浮かんでいます。
さて、イーストサイドギャラリーに到着しました。
ここ、「壁」の話になるとテレビとかで良く出てくる場所ですが、 実際はこの道路に面した「壁」は、 まさに東側の面であって、 東西分断の頃は、落書きが何も描かれていなかったどころか、 道路の部分も含めて、 何人たりとも立ち入り禁止の「デス・ストリップ」だった場所です。
ですから、ここに残った絵を見て「壁」だと思うのは、 嘘ではありませんが不適切だと思います。 ここは、壁の東側の面を世界中のいろんなアーティストに頼み、 「落書き」的なイラストを仕上げてもらって展示しているオープンな美術館なのです。 しかも、「開館」以来、自称アーティストたちの落書きが絶えないため、 元々あった絵もかなり汚されています (最近の落書きには URL が書いてあるものもあります…)。
しかしそうであったとしても、 この延々と続く壁には、 有無を言わせぬ迫力があります。 物凄い場所です。
ちなみに、 途中におみやげ屋さんまであります。 パスポートにスタンプを押してくれるとか書いてあるんですが、 DDR の入国スタンプでも押してくれるんでしょうか? (本物である可能性もあるから恐いなぁ…)
延々と壁が続きます。
一カ所、壁の裏への扉が偶然空いている場所があったので、 そこから壁の「本物の」西側を覗いてみました。 多分、扉は普段は閉まっている場所だと思うので、 比較的保存状態のいい西側壁面なのではないでしょうか。
これがその西側の面です。
裏はなんか雑多な廃材置き場のようになっていました。
さて、表に移って、 有名な絵の前で記念撮影。
この絵も面白いですね。
さて、イーストサイドギャラリーの終りが見えてきました。
イーストサイドギャラリーの北の端の近くにあるのが、 ベルリン・オスト (東) 駅です。
道をわたる途中で、「壁」を振り返ってみました。 すごい場所です。
さて、ここがベルリン・オスト駅。
ええっ? あまりに私の持っていたイメージと違いすぎる、 …と思って良く考えれば、 こんな壁沿いの西側に、 もともと駅の入り口があるわけないじゃん。 ということで、東側に回ってみました。 こんな感じ。 これなら理解できる。
オスト駅駅前。
さて、ホームに上がると、 S バーン旧型車 (ドアを開けるのがボタンではなくレバー式) が停車していました。
と、いうわけでこれが今のオスト駅の様子です。
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