さて、秋葉原から渋谷に出てきて、 映画『うずまき』を観てしまいました。 うーむ。 妙に出だしが原作に忠実なだけ、 原作とだんだん離れていくところが妙に気になりますし、 原作のモチーフを使いながら、 「起承転結」のどれか一つが欠けているような使い方が消化不良を起こしています。
そういう理由で、 どうも「原作を読んでいないと分からない映画」と化しているのですが、 逆に原作を読んでいると上記の点が気にかかってたまらないという、 非常に問題のある作りだと思います。 特に原作から大きく離れてしまったラストはいただけません。
出演者の怪演 & セリフ棒読みもちょっとねぇ…。 まあ、大林宣彦版『ねらわれた学園』の「腹芸」が許せる人なら許せるでしょう (あれが許せれば何でも許せるか ^^;)。
ちょっと、 一本でどっとつかれてしまったので、 もう一本の「富江 Replay」を観る体力が残っていませんでした。 頼むから頑張ってくれよ日本映画。 『シュリ』に負けるなよぉ〜。
ということで気を取り直し、渋谷で『うずまき』な場所というということで、 入り口が三十五段の螺旋階段になっている『三十五段屋』に行ってきました (オズマガジン別冊グルメタウンの紹介ページ)。 ここは結構私のお気に入り。 場所が円山町の入り口ということでちょっと外の雰囲気がアレなのですが… (^^;、 bunkamura から club asia に向かう道の入り口にある右側の建物の地下です。
まずはお通しのサラダ。 ヱビスを飲みながら食べましょう。
これは私の好きなメニューの一つの三十五段屋豆腐。 豆腐と大根おろしとなめことマグロの中落ち、そして海苔が入っているので、 かき混ぜて食べます。シェイクシェイク。
次は初ガツオ。いいですねぇ。
久しぶりにゆでタンを食べてしまいました。 そういえばたん焼き 忍も最近行っていないなぁ。
この店に来たら、 これをオーダーせずには帰ってはいけません (^^;。 「おでん」です。 大根をまるごと味しみしみのおでんにしてくれています。 隣のタバスコの瓶と大きさを比較。 今日はカウンター席だったので、 盛ってくれた厨房のお兄ちゃんによると、 この日最後の一本だったらしいです。 をを、間に合って良かった。
このおでんで完全にお腹がいっぱいになってしまいました。 ごちそうさま。 お勘定を頼むと、 この店ではラストのスープの類を出してくれます。 今日はアツアツの油揚げ味噌汁。 以上、ヱビス生 2 杯込みで合計 4,900 円也。
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ほそかわ たつみ
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