Rsync を用いてマシン全体のバックアップを取る

概要

Rsyncを用いてFreeBSDマシン全体のバックアップを取り、 コールドスタンバイ用のマシンとして利用できるようにする。 自動切り替えとまでは言わないが、 システムに詳しい人間がいなくても安直な指示で切り替えができるようにするという点がミソ。

問題点

単純にそのまま全体をrsyncしてしまうと、 コピー先の/etcなども全く同一になってしまい、 次回起動時にコピー元の設定で立ち上がってきてしまう。

解決

コピー先マシンにおいて、FreeBSDのCD-ROMからのブートのテクニックを用いて、 ハードディスクをCD-ROMのサブディレクトリ /hd にマウントし、 そこに対してコピー元マシンからrsyncを行う。

準備

  1. FreeBSDのCD-ROMからのブートの手順を用いて、 make cdbsd-configure の段階で、以下の設定を chroot 下のツリーに対して行う。
  2. 元マシンと同一のパーティション構成にしたマシンをもう一台用意し、同じバージョンの FreeBSD をインストールしておく。これがコピー先マシンとなる。
  3. コピー先マシンを先ほどの CD-ROM で起動しておく。
  4. コピー元から rsync をかける。下記のスクリプトを参照 (devfs, nullfs, procfs でマウントされている部分と Unix ドメインソケットをコピーリストから排除する)。必要があれば、ssh-agent と ssh-add で自動ログイン化して cron から回すことも可能。

ファイル

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細川達己 <hosokawa@FromTo.Cc>