さて、しばらく前に買ってあった 「STEINS;GATE変異空間のオクテット」ってゲームを開封しましたよ。なんというか、このパッケージ、2011年発売のゲームとは思えない…www 無用にでかいし。

対応機種は「PC-8081mk2SR以降 / PC6010 / PC6010mk2 / FE-7 / XI / XIturbo / NZ2000」など、どこかで聞いたことがあるようなパソコンがいろいろ挙げられています。 すごい対応機種数ですね(もちろん嘘www)。

パッケージ裏面。

「こんなゲームが見たかった / FM音源対応BGM18曲! / 美麗グラフィック総数110枚以上! / シナリオ原稿用紙50枚!」

突っ込みどころ満載だけど、とりあえず原稿用紙ときたかwww しかも50枚…。

洗練されたグラフィック！

…ってな感じなのですが、パッケージを開けると…5インチフロッピー!!!

しかも「DISC A」ときたか！ (でもCDやDVDと違って、フロッピーはDISCじゃなくてDISKだったようなwww)

…なーんてわけはなく、ちゃんと5インチフロッピー型のジャケットで、 中からCD-ROMが出てきますwww

FM音源4機種による聞き比べができるBGM集もついてきたぞ！

というわけで、残念ながらWindows onlyのゲームなので、 Macbook AirのParallelsにインストールしてみました。

…この画面…。懐かしのLINE文+PAINT文で描くグラフィックを完全再現。 ヘタをすると画面が完成するのに長くて数分かかる！ (何かキーを押すと描画過程は省略されるけど…) ちなみにこれがデフォルトの「PC8081mk2SR」モード。 ちなみに起動時に一瞬「How many files (0-15)?」とか表示されるぞwww

「PC6061」モードだとこんな懐かしい色にじみの画面に!!! そして文字読めねぇ…。

「NZ2000」モードだとグリーンディスプレイだ。しかも起動時に「IPL IS LOADING SG8BIT...」とか表示されやがる！(さすがにカセットテープよりは全然待たされないけどね) そして最高に字が読めねぇ…。

音楽もすごい。FM音源をエミュレートした音楽！ しかも機種によって音だけじゃなくて動作も微妙に異なる。 「XI」モードだと、 PAINT等の重い画面処理を行なっているとBGMが少しゆっくりになるし、 「NZ2000」モードだと、ただでさえ音楽が単音なのだが、 さらに文字を入力している際は音楽を流せない。 X1やMZ2000の詳しい仕様は思い出せないけど、 なんかリアル！www

そうそう、そもそも「文字入力」ってのが…。 このゲーム、選択肢をメニューから選択するのではなくて、 「LEFT」「RIGHT」など、キーボードで英単語を並べて行動を起こすという、 いつぞやのアドベンチャーゲームの時代を感じさせる操作性なので、 この英単語がわからないと何時まで経っても進まないのだ。

いや、英単語だけならいいんだが、「うーぱ」ってどういうスペルなのさ… (結局 "upa" だったけどwww)、みたいなのも多く…。

で、それだけでこのゲームが解けるかというと、 多分STEINS;GATE本編とCHAOS;HEADは解いていないとわからないネタが多いし、 さらに「デゼニランド」なども知っておくことが望ましい…のかな？ ようするにSTEINS;GATEで小金ができたので、 昔自分が好きだった懐かしのPCアドベンチャーゲームのオマージュ作品を、 内輪受けネタ的に作って商品化してしまいました、なノリですね。 実に素晴らしいwww

まあ標準価格の5,040円の価値があるかどうかは人によるので微妙としかいいようがありませんが、 私はなぜかAmazonで62パーセントoffの1,000円台で買ったので、 十二分に楽しませていただきましたですよ。 ところどころに入れられた80年代ネタがまた何とも笑わせられるし。

ちなみに、もちろん「STEINS;GATE」の本編は今までに紹介したようなアレな画面ではなく、 一応「21世紀っぽい」こんな風な画面ですぞよ(Windows版をMacbook AirのParallels上で動かした画面)。 そしてデータは2GB以上もある！

やるのであればこちらから。そしてCHAOS;HEADも…。 (ちなみにどちらもiPhone用があるよ。STEINS;GATE - 5pb.Inc. [iTunes] / CHAOS;HEAD NOAH - 5pb.Inc. [iTunes])