重要伝統的建造物群保存地区/「大地震津なミ心えの記」
さて、湯浅の食べ物系名物というと、 どうもしらす丼あたりが名物らしい。 ということで、駅前にある「かどや」というお店でしらす丼をセットで食べました。
じゃーん。美味しいしらす丼でしたよー。
そして街を歩き始めます。 ここには重要伝統的建造物群保存地区があって、 古い町並みが残されているようです。 ちなみにここは普通の道だけど、実は熊野古道らしい。
「大地震津なミ心えの記」。 安政東海地震と安政南海地震の後に建てられたものとのことで、 地震があったら津波の被害を避けるため、川辺や海辺に逃げず、 この寺の門を東に向かい山の方へ逃げよという指示が書かれている碑。
碑の内容は凄く具体的。 余震は翌日までに30回以上。 海や川へ逃げた人々がどうなったかも教訓として書かれています。 建てた人の想いが伝わってきますね。 ちなみに、安政東海地震と安政南海地震は、 名前は「安政」となっていますが、 実際は嘉永年間に起きたのだそうです (地震も元号を変えた一因らしい)。
そしてこんな街をお散歩…。おみやげを買ったりしました。
ここでも、昔の醤油蔵なども見学できます。
甚風呂。大正時代の銭湯らしい。
風流なタイルにブリキの洗面器…。
なんて風にのんびり見学していたら、 すっかり電車の時間までギリギリ (意識せずに街の奥まで歩いてしまっていた…)。 大急ぎでまたGoogle徒歩検索に従って駅まで小走りで、 なんとか列車に間に合いました。
ふう。これで無事に関西空港まで間に合いそうです。危なかった…。 もう少しだけ続く。
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