「テンペスト」でペリーがやってきた
久しぶりにパリやわな感じのあんかけ焼きそばが食べたくなったのと、 野菜とかがいろいろ余っていたので、作ってみた。 うん、麺はいい焼き加減。
ところで、BSドラマの「テンペスト」はペリーがやってきて、 いよいよ現在の日本と沖縄に直結する歴史の部分に差し掛かりましたね。 まあ、原作とここでちょっといろいろと変わった部分があるので (原作もTVもそれぞれいろんな意味で史実とだいぶ違う) 今後どうなるか不安ではあるのですが。
あと、米軍初の沖縄での婦女暴行事件の話もなかったし、 押し問答の交渉過程はもう少しリアルにお願いしたかったなぁ。 今の米軍との基地交渉にそのままつながるような、 弱者と強者の交渉を (おいらはジョセフ・ナイの「ゆすりたかり」発言とかは、 ある意味歴史的にそのとおりだと思うので問題視しない)。
でもまあ、概ね流れ的にはいいんじゃないかな? ペリーに琉球の軍事占領オプションがあったことは事実のようだし、 そして琉球の地政学的価値を理解したアメリカは、 このあと100年近くかけて再度沖縄を奪うことになるわけで (この時ペリーが測量した地図も上陸作戦の参考にされたとか)。
しかし、ドラマとしてはやっぱり20話くらい使って欲しかったねぇ。 あと2話で琉球処分までいってしまうのか。 私はあの原作のラストはとてもいいと思うので、 あまりNHKはオレオレ史観を出さずに、素直に原作のラストを映像化してほしいと思う。
あとの不満は真美那が千寿糕を作らないところかな(笑)。
そんな今日この頃です。