「あしたの、喜多善男」DVD BOX
さて、実は先日からレンタルDVDで「あしたの、喜多善男」をずっと見ていたのですが、 あまりにお気に入りだったので、 DVD-BOXを買ってしまいましたですよ。
実はAmazonマーケットプレイスで、 新品初回特典付き仕様が、中古の最安値とあまり変わらない値段で出ていたので、 ポチリと…(中古であまり値落ちしていないのもさすがだけど)。 これが初回特典のカレースプーン。ロゴ入り。 喜多善男といえばカレーなのですよ。
てなわけで、主演:小日向文世って段階でかなり渋いんだけど、 周りも松田龍平、小西真奈美、栗山千明、要潤、生瀬勝久、吉高由里子という感じでかなりガッチリ固めてる。 何故今更このドラマシリーズを私が見たのかという点は言うまでもないがw、 それ抜きにしても凄く面白いドラマだった。
っていうか、視聴率的にはかなり苦戦したらしいけど、 たしかに一話でも見逃すとストーリーに置いていかれそうだし、 主演は超地味なおじさんだし、ジャニーズも出てないし、 かわいい女子アイドルも出てないし…、 要するにDVD向きだったのかも。 謎が謎を呼ぶ展開、好きだわー。
てなわけで、こういう番組は繰り返し見たくなるわけで、 まさにDVDにぴったり。 そして全編BGMがジャズ(音楽担当、小曽根真で、 初回にジャズピアニスト役で出演)という点も実に渋すぎる。 思わずサウンドトラックまでポチクリしたくなる…っていうかポチクリしてしまった。 まあ、渋すぎて視聴率がふるわなかったのかなぁ…。
でまあ、吉高由里子が落ち目のお騒がせアイドル役で出ているんだけど、 これがまたはまり役すぎ。 いやー、楽しすぎる。ちょっと中盤自業自得ながら可哀想だけどね (てっきり6話以降もう出ないんじゃないかと思ったら、 後半での大活躍にびっくり)。
ちなみに、DVD-BOXのジャケットは、DVDの入った箱に小日向文世が印刷されていて、 周りのカバーは半透明でそこに残りのキャストが出ている凝った造り。 箱を出してしまうと、魑魅魍魎な脇役キャストのみが残るという…。 ちなみに、吉高由里子がジャケットにいないのは、 このメンツからはいろんな意味で明らかに浮くためと思われる(笑)。
DVD BOXのおまけ(レンタルでは見られない)もかなり豪華。 ただし、ディレクターズカット版は、本編がディレクターズカット版に差し替えられているので、 TV放送版のカットは逆にレンタルでしか見られないという点が、 コンプリートなDVD BOX的にはちと残念かも。やはり両方入れて欲しかった。
レンタルも見たので両者の違いは何となく分かる。 吉高由里子の出番が何カットか増えているなあ。
まあそんなわけで、いいドラマだった。オススメ!