岡本太郎美術館・TARO賞展
地震・原発事故以来なんとも不安・不眠症気味の今日この頃。 なんとか日常のイメージを取り戻したいということで、 連れと一緒に近所の岡本太郎美術館まで歩いていくことにしました。
そういえばNHKでやってる『TAROの塔』、面白いよね。 …あんまり日常じゃないけど。
ブランチに、フレッシュネスバーガーでアボカドバーガーを食べてみた。 結構いけるね。
向ヶ丘遊園駅近くの「サワディ」って雑貨屋さん、 なくなっちゃった? と思ったら、 すぐ近所(しかもより良い場所)に移転してた。 連れが買い物してました。少し日常だ…。
生田緑地のメタセコイヤの林もきれいです。 実は日本民家園は地震以来安全性確認のため閉館中らしい…。
岡本太郎美術館も今日から開館だったようです。 今は『第14回 岡本太郎現代芸術賞展』(TARO賞展)が特別展ですね。 これ、毎年見に行っているので楽しみにしていたんだ。
というわけで、見てきました。 今年の作品は去年よりかなり私好みだったなぁ。
岡本敏子賞の望月俊孝「うつつみ」、一瞬見たときドキリとしてしまった。 会場中に何体か散らばっていてなんだこれは状態。 他の作品とのコラボのようになっていたなぁ。
特別賞の北野謙「our face project」、たくさんの顔の写真をひたすら重ねていたもの。 これもなんとも言えない面白さがありました。
他の入選作にも、妙な「加速器」である上田尚弘「Distortion《1/X》」とか、 いろいろ面白いものがあって、かなり今年のTARO賞は面白かったと思います。
ところが、ミュージアムショップで「明日の神話」の絵葉書を見て、 再び今の現実がフラッシュバック。 あの恐ろしい死神が、福島でまだ暴れているのです…。 そう思って見るあの絵は、ほんとうに恐ろしい。