初めてのエアバス380体験(2)
タイムゾーン: +2H 日本との時差: -7H
もっとも、行きのA340と帰りのA380を比較してみると、 必ずしもいいことばかりではない点も。
まずはトイレ。行きのA340は、 階下のカーゴスペースと同じレベルにまとめてトイレがあるので、 座席があるエリアとトイレが完全分離されていて、 トイレに関する環境はとてもよかったけど、 帰路のA380は普通の旅客機と同じ感じのトイレ(きれいだったけどね)。 まあ、地下にトイレがあるのも、 バリアフリーの観点から言うと善し悪しだけどね。
そして窓。この形の窓なんだけど、だいぶ内側にも透明プラスチックが嵌めこまれているので、 カメラで外の景色を広角で撮ろうとすると、ケラれてしまうのです。
まあ、ズームレンズが付いているカメラなら、 視野が狭くなる以外問題がないんだけど、 今回持ってきている赤外デジカメのヤシカF537IRみたいにデジタルズームしかない機種だとイマイチなんだよねぇ…。
そんなこんなしているうちに、飛行機はストックホルム上空に。
しかし、肉眼でもイマイチなんだけど、写真ではさらに地面の様子がよく見えない。
そんな時にF537IRの赤外写真。すごいなこれ。 先述の窓の形状でちょっとケラれてしまっていますが、 雲の影、植物の赤外線反射、水の赤外線吸収によるハイコントラストな階調、 空気中の塵を回避する長波長による写真で、ダイナミックな写真となっています。
こんな景色であっても…。
こうなります。F537IRの改造をしていないので、 赤外LEDの反射が右端に見えていることはご容赦あれ。 いいですよね、赤外線写真。 おそらく氷河によって形成されたのではないかという、 湖が点在する平原となっているこの独特の地形、 とてもきれいです。
さて、このあたりでさよならスウェーデン。 Niceviewの画面では、前方にフィンランド領のオーランド諸島が見えてきました。 一昨日、シリアラインの船で寄港した場所ですね。
オーランド諸島の風景も赤外線で撮ってみました。 アーキペラゴの海、よかったなぁ…。
Niceviewの画面が前からのアングルになると、 オーランド諸島の全景をバックにA380が飛んでいるアングルになりました。
このあたりまでは今回の旅のルートを逆にたどっていたのですが、 そろそろフィンランドの海岸から陸地上空に入る頃には、 トゥルクよりもだいぶ北のところから入りました。 なので、
このあたりで機内食。 カレーがあるようなのでカレーを選択。
サラダ巻きの細巻き…な感じにそうめん、フルーツ、パン。
そしてカレーは福神漬まで入った結構リアルな日本風カレー(笑)。 素晴らしい。なんか懐かしい味のような気がするのがいいな。
フィンランドの平原の景色を再び可視光と赤外写真で。 やっぱりすごいなこれ。
地面に、平行に筋のようなものが入った地形、やっぱり氷河の流れた跡ですかね?
さて、そろそろ眠くなってきました。休みますかね。 もうすぐ、日本時間で8月15日になります。
続く。