さて、デザインフェスタから三軒茶屋まで移動。今日は昭和女子大でSalyuのツアーファイナルなのだ。

そもそも、今回のライブに行った経緯としては…。昨年宝美さんを聴きに行った本門寺のSlow Music Slow LiveでのSalyuがあまりに素晴らしすぎたので、これは久々に聴きに行かねばならない！ということで行ってみた横浜公演。

そしてそこでまたしても本気でガツンとやられた私は、このツアーはなんとしてももう一度聴きたい！！ということで…でもヤフオクの転売厨に儲けさせるのは気がすすまないので、某所で行けなくなったファンの方に定価で譲っていただきました。どうもありがとう。

そもそも、1アーティストのいわゆる全国ツアーを2公演以上行くのも久々なんだけど、1公演聴いて感動して必死こいてチケット探してもう1公演行くなんてのはたぶん初めてなんじゃないかな？

そんなライブ。

2回目を聴いたMAIDEN VOYAGEはやっぱり素晴らしかった。あの神々しい歌声が会場に響きわたり、そして対照的にステージのSalyuはとても可愛らしかった。

今回は2回目だったこともあり、前回よりもさまざまな細かいところに気がついた。バックバンドの素晴らしさはもちろんのことだが、あのコーラスの人。やまぐちひろこさんでしたっけ？ Salyuの声とのハーモニーが本当に素晴らしい。

そして舞台装置と映像、照明。あの海をイメージしたのではないかと思われるステージ上の幕。あのふわふわした幕の下にもスタッフがいて、隙間からSalyuの座る椅子を出し入れしたりもしている。海、波をフィーチャーした素晴らしい映像は、最初から最後までSalyuの歌声を美しく彩る。きらきらとした照明がSalyuに集まる瞬間の気持ちよさ。舞台を裏方から支えるスタッフたちの仕事っぷりに感動した。

で、なんといっても始まりからアンコールまで3時間弱、あのパワーの声量と心に響く歌声で歌い続けた主役のSalyuに感涙です。すごいぜ。本編最後のVOYAGE CALLでのあの突き抜ける開放感。今回はきちんとCDで綿密に予習していったのですが、やはり生の方がはるかに凄すぎる。

アンコールでは本日のスペシャルカラーの黒「Yes」Tシャツで登場のSalyu。会場もうって変わってスタンディング状態で、しかもさらにSalyuがかわいすぎる。そしてメンバーも前に出てきて感激のツアーフィナーレ！ Salyuがなんとこの巨大な会場に響きわたる、マイクを通さない生声で「どうもありがとう！」…うるうる…と思った瞬間に、間髪を入れずにエレピが一台運ばれてきた。

そして出てきたスペシャルゲストはなんと小林武史！ このツアーは先ほどで完全に終わって、今はおまけ、ということで、「まだ未完成だけれども」という新曲「Life」！

夏らしい軽快な曲で、これまたよかったなぁ…。音源の発売が楽しみです。今回DVD用と思われる映像も収録していたので、これもいつリリースされるか分からないけど、とても楽しみ。

余韻に浸りながら、昭和女子大の向かいにあるラーメン屋さん「めん和正」でつけ麺を頂きました。 結構グレイトなボリューム。昭和女子大にもラーメンフリークの女子大生がいるのでしょうか？ ちなみに隣は油そば屋さん…(笑)。

というわけで、家に帰って「MAIDEN VOYAGE」の初回版の特典DVDに収録された「Merkmal」ツアーのDVDを見てさらに感動の余韻に浸る私でした(このDVD、アルバム初回版特典のおまけにも関わらず2時間半ほどある、ツアー完全収録のすごいビデオなのです)。

今日の公演もカメラが回っていたので、いつDVDになってくれるのか楽しみ…。