はてさて、なんかライブ続きの今日この頃ですが、Salyuのツアーを聴きに、横浜の県民ホールまで行ってきました。席はお世辞にもいい席とは言えない3階席。まあ、ほぼ正面だったのでよしとしましょう。

Salyuのライブは、宝美さんがオープニングアクトをつとめた昨年夏の本門寺以来。ワンマンは3年前のTerminalのツアー以来かな？

そしてライブが始まったんだけれども…これが…物凄かった。本門寺の時も思ったんだけど、歌詞のない、コーラスだけのような曲であっても、それを歌い始めた瞬間に、この巨大な空間の空気を一気に持っていくようなあの声の力。

3年前に聴いたワンマンライブの時よりもさらに素晴らしさを増していると思いました。

今回のアルバム「MAIDEN VOYAGE」、別にファーストアルバムではないのに「処女航海」なんてタイトルを付けているのはどうして、というと、実は前回のアルバム「Terminal」をひとつの区切りとして、その後セルフプロデュースに移行して、その最初のアルバムがこの「MAIDEN VOYAGE」なのだそうです。

そういう想いのこもったアルバムと今回のライブだったのですね。セルフプロデュースになっていた事自体知らなかったのでびっくりしました。

「emergency sign」とか、「コルテオ～行列～」とか、「新しいYes」とか、「LIBERTY」とか、とにかく今回のアルバムは私の大好きな曲がいっぱい入っているんだけど、ライブではCD よりもさらに格段に素晴らしかった。サポートの人々の演奏も最高だったなぁ。

椅子に座ったり、そこらの床にぺたんと座ったりするちと挙動不審なところも、それはそれでなかなか素敵(笑)。なんかぼーちゃんを連想してしまう。

そして本編最後はやはり「VOYAGE CALL」。歌詞のないこの曲の「声」がホールに響きわたり、照明と映像さんが素晴らしい効果を添える。いやー、そうそう、このライブ、照明と映像さんには本当に感服。久々に本当にこれぞ「ホールのライブ」という体験をさせてもらいました(まあ、ホールのライブ自体ほとんど行かないのでアレなんですが)。

満場のアンコールで、「Yes」Tシャツで出てきたSalyu。「Salyuのライブは、本編はホールコンサート、アンコールはライブハウスなんです」とMCしてのアンコール。やばいSalyuかわいすぎるよSalyu(笑)。3階席からも余裕で見える最強のかわいさ。

まあそんな感じで…圧倒的なライブでしたよ。素晴らしい余韻でその後帰り道では「MAIDEN VOYAGE」をiPhoneで聴きどおしでした。家に帰ったらどうも追加公演があるということなので、あっという間に追加公演のプレオーダーを申し込んでしまいました。5月15日、昭和女子大学人見記念講堂。みんな行こうぜ！

でまあ、あらためて感じたのは、宝美ちゃんって、私のイメージとして近いアーティストさんってのは、KOKIAじゃなくてSalyuなんだなぁと。いつかぼーちゃんもこんな会場でみんなを圧倒してあげてください。お待ちしております。