篠原美也子 w/杉山卓夫『独唱2010』@渋谷7th floor
はてさて、4ヶ月連続で7th floorにおいて行われた篠原美也子ワンマン「独唱2010」ですが、今回で最終回。ピアノに「新しい羽がついた日」の杉山卓夫さんを迎えてのラストです。
私としては、先月の時はかなりいろいろと大変なことがありまして、かなり気もそぞろにならざるをえなかった状態だったこともあり、今回には非常に期待していたのですが…、その期待を大きく上回る素晴らしいライブでした。
杉山さんピアノと美也子さんピアノで半々くらいだったかな。なんか、過去に避けていたような…グランドピアノの前に座る姿もそろそろ堂に入ってきましたかね?
17時30分のスタートではまだ窓から渋谷の夕方の景色が見えて、客席も明るいという春を感じさせる時間でしたが、まあ、こんな時間に星の歌を複数持ってきてしまったのが痛恨のミス(笑)だったとは思いますが、「流星の日」も「満天」もよかったなぁ(「満天」から杉山さんがピアノ)。
今回は「新しい羽がついた日」から9年目ということで…。久々に「WIND IS GONE」が聴けたのもよかった。「言っちゃいけないMC」をついついポロッとこぼしてしまったのもかなり爆笑でしたし(笑)。
そしてとりあえず今回も杉山さんと桃ラー話…。
いやー、杉山さんのピアノ、私も大好きなんです。本当にピアノって弾く人の個性がよく出る楽器で面白いなぁ、と思います。
課題曲の「ひとり」から再び美也子さん一人に戻ります。「HERO」から「夜間飛行」、そして「秒針のビート」に続く、本編ラストは本当に素晴らしかった!
今回、「秒針のビート」をこの場所で聴いたとき、9年ちょっと前、少し下のNESTでの、復活初ワンマンライブの一曲目でこの曲が流れた時の感動をまた思い出してしまいました。あれは本当に嬉しかった。
アンコールは杉山さんを再び迎えて、ちょいジャージーなアレンジのLife is a Traffic Jamから。このいろいろと因果な時代の曲も、またこういう新しい形で演奏されるのもまたうれしいことです。
この後、仙台名古屋大阪東京とツアーをし、その間にレコーディングをし、という日々が続きそうということですが、初・社長アルバムも楽しみにしています。
そして「LIKE 17」。デビュー17年目の今年4月。まあ、あれから17年もたってしまったわけですが、素晴らしい17年目ライブだったのではないでしょうか。
今回はさらに、新アルバムから1曲「Fly」という曲を美也子さんピンで。「結果が出る30代」だと思っていた次は、「なぜやっているかの理由を探す40代」とのこと。「新しい羽根」の9年後を歌った染みる曲でした。アルバムがますます楽しみです。
セットリスト。
- 街頭の月
- flower
- 流星の日
- 愛している
- 満天
- WIND IS GONE
- kissing
- 風のかたち
- place
- ひとり
- water
- HERO
- 夜間飛行
- 秒針のビート
- [En.] Life is a Traffic Jam
- [En.] LIKE 17
- [En.] Fly
今回は、終わった後の7th floor打ち上げにもちょいと残らせていただいて皆様で乾杯。いやー、素晴らしく充実したライブでした。ありがとう。
帰りに春と言えば桂花ラーメン(笑)。太肉麺キャベツ増しを食べて帰りました。幸せ。